第1回 避難訓練
10日(月)の5時間目、第1回避難訓練を実施しました。
訓練前の学級指導では、担任より避難経路の確認や訓練に取り組むとこの大切さや意識を持って取り組むこと、
東日本大震災の時の学校や生徒の状況等について話がありました。
私も今も鮮明に覚えています。東日本大震災の当日、野田市の中学校は卒業式でした。卒業式が終了し、放課後に卒業式の片付けを終えた後に、部活動を行っているときに大震災が発生しました。その時は、落ち着いて避難することができた生徒も2回目の大きな余震があったときには、泣きじゃくる女子生徒もいました。
「大きな自信が発生しました。」の放送に生徒達も真剣に取り組み、みんな1次避難を行いました。
続いて「校舎が崩れる可能性があります。2次避難を開始してください。」の放送で、一斉に校庭に2次避難です。
先生の指示で校庭に出るとみんな無言で駆け足です。約800人いる全校生徒が、校庭に出るまでに3分20秒、全校生徒点呼完了まで、5分10秒と、大変短い時間で取り組むことができ、生徒達の意識の高さがうかがえました。
防災担当の松尾先生や校長先生の話では、
①自分の命は、自分で守ること ②中学生として地域からは、「一人の大人としてみられます。自分の身の安全が確保できたら、地域住民のために何ができるか?」が、求められます。
熊本大地震や「釜石市の奇跡」での中学生の判断、行動を例に挙げて話がありました。
今回の訓練をぜひ何かあったときに役立てて、地域のために活躍できる人に成長して欲しいと思います。