情報モラル教室を行いました。
11日、3校時に1学年、4校時に2学年を対象に情報モラル教室を行いました。
スマートフォン(スマホ)やパソコンの普及により、ネットをめぐるさまざまな問題が生徒も含め、
我々の生活の中を取り巻いています。
そこで、便利だけれどもその裏にどんな怖さがあるのか?
講師の先生をお招きしてお話をいただきました。
内容は・・・
① ひろがる、のこる、わかる 「ネットの仕組み」
インターネットを通して検索した情報や、SNSなどで相互交流した情報は、一度アプリや情報提供会社の
大型サーバーに、すべてのものが記録されて残ります。
当人同士の会話や写真、動画だと思っても、実はサーバーを経由しての交換のため、すべてがサーバー上に
残ります。
後日、画像などを削除しても、サーバー上では、フリー画像として扱われているため、本人たちも知らない
間に世界中に拡散されてしまうこともあります。
② トークアプリの特徴「コミュニケーション」
「トークアプリ」は、もともと、短い会話に向いている交流手段であるため、感情を余すところなく伝える
ツールとしては不向きです。
連絡は「トークアプリ」を使い、感情の説明をするときには実際に会って話すことが望ましい。
③ 写真や動画が流出する「怖さ」
「本人も知らない間に、他者に見られたくない画像や動画がアップされている。」という事案を聞きます。
アップしたほうは故意にしろ、そうでないにしろ、一度ネットに上がってしまったものは、本人の意思に
関わらず、何の関わりも持たない第三者の手により、面白半分で簡単に広がってしまう危険性があります。
後日、削除しても、ネット上に残ってしまっている画像の削除はできません。
画像をネット上にあげるときには注意が必要です。
今回の授業で、SNSの使い方、インターネットの怖さや留意点を学び、スマホやパソコンの使い方等、
再確認する機会になる授業でした。