木間ケ瀬中「歳時記」
11月16日(水)
浜ちゃん,スーさんはいつものように岸辺で釣りをしています。そこへ美人歯科医が通りかかり二人と知り合う。釣りに夢中の二人に美人歯科医も釣りに興味を持ち始める。釣りに夢中の二人の人間味にもひかれていく。そんなある日,美人歯科医から浜ちゃんに電話がかかってくる。「私も釣りを始めたいから浜ちゃん、釣り竿買いに行こう!」って。釣具屋に向かい,所狭しと並んでいる釣り竿を眺めながら,彼女は浜ちゃんに質問した。「ねえ浜ちゃん,高価な釣り竿だとお魚いっぱい釣れるの?」って。浜ちゃんは「そんなことないよ」。彼女がすかさず切り返す。「じゃあなんでみんな欲しがるの?」浜ちゃんは「高いお金を出せば大切に使うでしょ。そうすると手入れしたり磨いたり愛着がわくでしょ。そうするとだんだん手になじんできて,魚の『あたり』がわかるようになるから魚が釣れるんだよ・・・」と高価な釣り竿をほっぺにスリスリと答える。 っていう場面です。
校内を回ると,片付け忘れられたボール,雨に濡れたシューズ,教室にはロッカーや机に置き去りにされた教科書などを見かけます。どうでしょうか?部活動の道具を手入れする。勉強道具を大切に使う・・・ こんな当たり前のことが何よりも大切にしてほしいことだったりしますよね。
11月17日(木)
ご存じの通り、本校は関宿高校と「関宿地域連携型中高一貫教育校」です。また今年度より,中学校区の木間ケ瀬小・関宿中央小とも小中連携を始めたところです。校種を越えて「地域の子供たちを地域で育てるために・・・」をモットーに我々教員もがんばりますので,皆さんも保護者として,また地域の一員として,お力を貸してくださいね。「この地域の子供たちをこの地域全ての大人たちで」見守りましょう。
11月18日(金)
さて,以前「波紋」の話を書かせていただきましたが,覚えていますか?「波紋」,そうです。静まりかえった水面に「ポン」と小石を投げると,その小石を中心に,波が次から次へと水面に伝わり,その波紋が端までたどり着くと,今度は中心に戻ってくる,その「波紋」です。この時期どうしても木枯らしが吹き落ち葉があちらこちらに散らかります。まあ「風情ある」といえばそうなのですが,できるだけきれいな状態で,生徒たちの登校を迎え入れたいと,いつしか朝の落ち葉掃きが日課になっています。
我々教職員には勤務時間外です。朝の部活動の時間にも重なります。当然,先生方や部活動の生徒たちに手伝ってほしいわけでもありません。でも,いつしか先生方や生徒たちが手伝ってくれるように・・・
落ち葉がきれいに掃かれ,校内がきれいになることももちろんうれしいのですが,誰に言われるでもなく「ソッと」手伝える心って素晴らしいですよね。
教師・生徒の枠を取り払い,学校という「水面に小石をポン」と投げ入れた甲斐がありました。
そうそう,以前は掃いて集めた落ち葉の上を無造作に歩く生徒も少なくありませんでしたが,最近はさっと落ち葉を避けるばかりか「いつもありがとうございます」「お疲れ様です」などと生徒たちにも声をかけられます。 端までたどり着いた波紋が中央の私に戻ってきたきました。寒さ厳しくなりますが「よし!今日もがんばるか!」って暖かい気持ちで今日も寒い外に向かいます。
11月21日(月)
第35回あおいそら推進大会において,「あおいそら実践作文」で優秀賞として3名が表彰されました。
<優秀賞> 木村 遙 さん(1ー1) <優秀賞> 渡邉 絃 くん(1ー1) <優秀賞> 大井 久幸 さん(PTA会長)
また市内中学校心肺蘇生法発表会では, 奥園 廉くん(2-1),志賀 航くん,セイエド・シャゼンくん(2-3),新山三四郎くん(2-1)の4名2組が参加しました。
<優秀賞(第2位)> セイエド・シャゼン・新山三四郎 組 (ちなみに昨年各兄が第3位)
県立おおたかの森高校英語スピーチコンテストに,松原 帆南さん(2-3),尾﨑 結衣さん(1-3)が出場し,素晴らしいスピーチをしたそうです。
昨日は野田市民駅伝が行われ,それぞれ紅葉真っ盛りの清水公園を疾走してくれました。
また先週木曜日には,柏税務署管内「税に関する作文コンクール」で優秀賞を獲得した,齋藤稚菜さん(3-1)が,柏クレストホテルでの表彰式に参加しました。
* 順位もそうですが,何よりがんばっている姿が多方面で見られたことをうれしく思います。
11月22日(火)
太平洋岸では「津波警報(注意報)」が発令されていますので,沿岸部の方はすぐに高台に逃げてください。
直接,木間ヶ瀬地区には大きな影響はないと思いますが,本日の記事のアップは後ほどさせていただきますのでご了承ください。
*先ほど校内を見回りましたが,地震による被害は確認されませんでした。本日は平常日課です。