木間ケ瀬中「歳時記」

木間ケ瀬中「歳時記」

2月24日(水)Part2

 大変お騒がせしました「爆破予告」でしたが,15時をまわりましたが本校に異常が認められませんでした。また先生方全員で校舎内外を巡回しましたが不審物はありませんでした。ホッと一安心です。
 日程変更を始め大変ご心配・ご迷惑をおかけしましたが,明日よりまた平常日課に戻りますのでよろしくお願いいたします。

PS:めでたくHPのカウンタが「20000件」を超えたことをお知らせいたします。

2月25日(木)



おはようございます。
今朝は寒いと思えば,まさかの「雪景色」です。昼間も気温が上がらないという真冬に逆戻りという予報が出ています。
 さて,昨日のこの場で「ホームページのカウンタ20000件目・・・」という話題をしましたが,おかげさまで今朝のカウンタ数は「20039件」を達成しました。確かあまり活用されていなかったこのホームページをリニューアルし,毎日更新を始めたのが,ちょうど「あいさつ運動」の頃,5月だったでしょうか。はっきりと記録はしていませんが,その頃のカウンタ数は「5000件足らず」だったと記憶しています。あれから8ヶ月ちょっとで「20000件」を達成することができました。皆さんのおかげです。本当にありがとうございました。そこで調子に乗って,また新たな目標を立てました。今度の「夏休みまでに30000件」を目指します。そして来年の今頃は「50000件を・・・」と考えました。 目標を達成した今は,大人でありながらも楽しくて,頭の中の「8割はHPのこと」(それで良いのか?)を考えています。
 さて,何度かこの場でも紹介している「自主学習ノート」ですが,私の今回のような気持ちを経験してもらいたいと始めたシステムでもあります。「ただやれば良い!」わけではありません。「覚えれば良いんだろ!」これも違います。毎日地道に続けた結果,ノートを使い切ります。この達成感と同時に新しいノートをもらいます。「よし!次は○○しよう!」「もう少し○○しよう」って必ず思います。これが大切なのです。ここで「向上心」が芽生えます。そればかりか繰り返すことで「自主学習のネタを授業中に探す」ようになれば「意欲」が生まれます。これが「効果的な家庭学習」なのです。
この気持ちをぜひ生徒たちに味わってほしいと思っています。 


ちょっとずれてしまいました。ところで誰が20000件目を達成したのでしょう?

2月26日(金)

 来週には3月「弥生」だというのに朝晩寒い日が続きますね。でもこの寒さが「花芽」を膨らませ春には開花する草花に必要なんですね。寒さに負けずがんばりましょう。
 さて,今日2月26日といえば「二・二六事件」が起きた日です。皆さん知っていますよね?でも意外と知らないのが「二・二六事件」って何がどうなったのか?ではないでしょうか。私自身もしも生徒たちに「二・二六事件って何?」と問われたら困ってしまいそうなので復習です。さあ皆さんもこれを機会に「大人の社会科」の学習(復習)です。
 1936年(昭和11年)の2月26日から2月29日にかけて起こったクーデター事件のことを指しています。当時の陸軍内の派閥「皇道派」の影響を受けた青年将校らは,「昭和維新尊皇討奸」をスローガンに,当時の政治腐敗や財政会の問題,農民の困窮を,武力で何とかし,「天皇親政」を目指そうと決起した事件です。このクーデターにより新聞社や各官邸などを支配下に納め,軍首脳を通じて,昭和天皇に「昭和維新」を訴えました。しかし軍と政府は,武力で彼らを制圧し幕を閉じたという結末でした。また当時はこの「二・二六事件」のことを「不詳事件」とか「帝都不詳事件」と呼ばれていたそうです。
 どうですか?これを読んでおけば,生徒や子供たちに「良いか、昭和11年の今日,二・二六事件というクーデターがあってな・・・」なんて大人の面目が保てそうですよね。 大人の社会科の学習でした。

 PS:明日は三年生にとっては最後の「土曜授業」があります。寒さに負けず行ってらっしゃ~い

2月27日(土)

 「哲学の木」をご存じですか?
 これは木の種類の名称ではなく,北海道美瑛町のある場所に聳えていた,ある一本の老木のことを,その物思いにふけているように見えることから誰ともなく「哲学の木」と呼ぶようになった「イタリアンポプラ」の木をさしています。おそらく皆さんも知らずのうちに,TV等で見ていることでしょう。それほど有名な一本の木ですから,様々なテレビ番組で紹介されたり観光スポットになっていたそうです。著作権の関係で「哲学の木」の画像を載せることはできませんが,まさに北海道というような一面の畑に一本だけたたずんでいるわけですが,畑なだけに当然私有地であり,勝手に入ってはいけません。しかしマナーの悪い観光客も少なくなく,ここ数年は畑への進入,農作物を荒らす,農作業中の地主さんたちを撮影するなど,地元観光協会や地主さんは頭を悩ませていたそうです。そんな中「哲学の木が倒された」と報道されました。これは地主さんの苦渋の決断だったようで「この木で癒されるのなら」とそれまで保護してきましたが,何しろ老木,この木が倒れたら農作物に大きな被害が出るばかりか,誰かが木に登ったりして倒れでもしたらと考えてのことです。
 「哲学の木」が倒されたという事実を知った人たちは,安易に「何で倒しちゃうの?」「もっと見たかった」「意地悪なの」・・・など好き勝手な感想を述べていたそうです。
 うまく表現できませんが,考えさせられますよね。

PS:そんな時になんですが,3年生男子と一緒に植えた「桜の苗木」が2本折られていました・・・「ふ~っ・・・」  興味がある人は「哲学の木」で検索してみてください。

2月29日(月)

 新しいの週の始まりには微妙な雨上がりのどんよりとした朝ですね。
 さて今日は2月29日,「閏日(うるうび)」です。今年は4年に一度の閏年なので2月29日が存在します。なぜそんなことが起こるのでしょうか?そもそも一日はと24時間ぴったりではなく,1年間もまた365日ぴったりではなく「365.2422日」だからです。この誤差を調整するために4年に一度だけ2月29日を付け足しているわけです。しかし厳密にはこれでも微妙にずれてしまうため,西暦が100で割り切れて,尚且つ400では割り切れない年には「閏日」を入れないと決まっているそうです。
 ここで単純な疑問です。「閏日に生まれた人はどう加齢するのか?」って気になりませんか?
これもまたきちんと決まっているそうで,様々な統計上「何月に生まれたか?」が問題の場合は2月生まれなので「2月28日」が誕生日となり,「何日に生まれたか?」の場合は1月1日から数えて60日目なので「3月1日」になるそうです。でも4年に一度しか,本当の誕生日がこないってどうなんでしょう? その年代ごとに都合よく使えそうですよね。
 さて4年に一度の「閏年」と言えば「オリンピックの開催年」としても知られています。つまり今年は「リオデジャネイロ五輪」が,そして次回の閏年2020年は「東京五輪」が開催されます。ここで一つ雑学を・・・
 第1回の五輪はご存じの通りギリシャのアテネで1896年に開催されました。そしてその28年後1924年には「第8回パリ大会」が開催されたのと同時に,冬季五輪もフランスで「第1回シャモニー」大会が始まりました。それ以来夏冬同時開催をしてきた五輪でしたが,世界的なスポーツの祭典を4年に一度に夏冬開催するのではなく,交互に2年おきになり,そのための調整が冬季五輪で実施されました。それが1994年第17回リレハンメル冬季五輪(ノルウェー)大会で,1992年第16回アルベールビル(フランス)冬季五輪から2年後の開催だったのです。これから2年おきに冬季・夏季と繰り返されるようになったというわけでした。

PS:さあ新しい一週間の始まりです。気合い(?)を入れていってらっしゃい・・・