木間ケ瀬中「歳時記」
10月7日(水)
さて,連夜になりますがうれしいニュースが飛び込んできました。もうご存じかと思いますが,東京大学宇宙研究所の「梶田隆章」教授が,ノーベル物理学賞に輝きました。これで昨日のノーベル医学生理学賞受賞の大村さんに続いて,日本人24人目のノーベル賞の受賞となりました。
梶田さんは,物質を構成する最小単位である「素粒子」の一つ「ニュートリノ」に質量があることを証明し今回の受賞にいたりました。この「ニュートリノ」とは他の素粒子とは違い謎に満ちており,電子などのように電気を帯びていないため,他の物質との反応もなく,なんと地球をも通り抜けてしまうそうです。そこで謎多き素粒子「幽霊粒子」と呼ばれその解明が待ち望まれていたそうです。
この発見が,我々にどのように関わっているのかは,一般人である私には難しすぎて想像もできませんが,本人のコメントを借りれば「人類にとって地平線を更に伸ばすようなもの」だそうです。
この機会に少し理科の教科書を覗いてみたくなりました。
10月8日(木)
<会 長> 田中 靖之 さん
<副会長> 月原 颯汰 さん 松原 帆南 さん
<書 記> 須原 響音 さん 田中 摘 さん
<会 計> 黒尾丸 渚 さん 荒井 果李 さん
の7名が全校生徒に新任され,生徒会新役員となりました。
今まで木間ヶ瀬中の歴史と伝統を継承しつつ,新しいことへと挑戦し生徒会行事などを更に発展させてくれた「山口会長」はじめ旧生徒会役員の皆さんに感謝したいと思います。また更にハードルが上がった新役員の皆さんの活躍と,その役員を協力し支える本校の生徒一人一人のがんばりを願うばかりです。
PS:明日は前期の終業式になります。
10月9日(金)
私ごとになってしまいますが,4月に本校に着任して慣れないながらも前期をスタートし,日々奮闘している間に「あれ?もう前期も終わりか…」とあっという間の前期でした。この前期を振り返ってみると,生徒たちの「頑張り」や「輝く姿」,「個人の能力」「集団の力」「明るい雰囲気」「はち切れんばかりの元気」など,本当に数え切れないほどの生徒たちのよい面が見られました。もちろんよい面ばかりではありません。個人として、または全校として課題がないわけではありません。終業式を迎えるにあたり,我々教師もしっかりと前期を振り返り,後期には課題を少しでも克服できるよう作戦を練っていきたいと思います。
さて,本日通知票が渡されます。生徒たちそれぞれ得手不得手はあるものですから,成績の善し悪しはありますが,前期の活動の記録です。ぜひ,通知票の内容について家族で話題にしてください。そして親の立場から,前記の評価をしてあげてください。
子供にとっては,それが大きな意味を持っているのですから。
10月13日(火)
さて,11日(日)に本校会場で「木間ヶ瀬地区体育祭」が行われました。今年はあいにくの雨模様により,前日の準備もむなしく体育館での実施となりましたが,多くの地域の方が参加し盛大に行われました。また,この地区体育祭にはボランティアとして本校の陸上部・バスケットボール部・レスリング部・3年生の有志など多くの生徒が関わり,それぞれの係として体育祭の運営に貢献してくれました。地域の方からも「中学生がよくやってくれるから助かるわ」などのありがたい言葉を頂戴し,本校職員として誇らしい気持ちになりました。
10日の準備から12日の片付けまで携わってくださった実行委員の皆様、本当にご苦労さまでした。来年は青空のもと開催できると良いですね。
10月14日(水)
日本代表選手の皆さん、お疲れ様でした。