木間ケ瀬中「歳時記」

木間ケ瀬中「歳時記」

1月8日(金)

 学校も再開し,校内に活気が戻ってきました。やはり学校は多少うるさくても(?)活気があるに限りますね。そして今日から本格的に授業が再開されます。
 世間では「正月」,「1年の始まり」と捉えていますが,学校は「年度」なので新年度のスタートは4月です。この微妙ともいえる,1月2月3月がとても大切です。目先のことを考えてみれば,1年生は「キャリア教育講演会」により,将来の自分を意識し始め,2年生は「ホワイト(スキー)スクール」が目前に迫り,取り組みの真っ最中です。そして3年生は言わずと知れた「進路開拓(受験)」です。どれもとても大切な行事(イベント)です。そして何より3月の卒業期を迎えるに当たり「3年生を送る会」への取り組みも始まります。名目は「3年生に感謝の気持ちを・・・」という3年生を送る会ですが,この行事を通して生徒たちは大きく成長します。3年生は頭でわかっていながらも、クラスメートとバラバラの生活になってしまう4月からの生活に期待と不安を実感し,決意を新たにします。2年生は3年生の後について行けばよかった学校生活でしたが,やはり4月から最高学年になるという自覚が芽生えてきます。1年生は,まだまだ最年少で許されてきた様々なことへの自分たちの甘さに気づきます。何しろ4月には後輩ができるのですから・・・   そして本校の1年間の教育活動の集大成「卒業式」を迎えてゆくのです。
 それぞれ来年度のスタートを上手に切るために,この1月2月3月を全力で過ごしてほしいものです。
 おっと忘れてはいませんが,学習面でも1年間のまとめの時期です。今年度の内容は今年度のうちに身につけなくてはなりませんね!
正月気分も吹っ飛んでしまいそうですが,こう書きながら自分に気合いを入れた教頭でした。

1月7日(木)

 新年明けましておめでとうございます。
 今年も木間ケ瀬中学校をよろしくお願いいたします。

 さて,年末年始はいかがお過ごしだったでしょうか?例年になく暖かく晴天が続いていましたね。そして冬休みも終わり今日から授業再開です。また学校や地域に子どもたちの元気な姿が戻り活気ある毎日が続くと思うと楽しみでなりません。
 新年はじめの登校ですから,本来は全校集会にて校長先生より「新年のご挨拶」をいただき,各自が新年の抱負の決意新たに「よし今年は(今年こそ)○○するぞ!」となるのでしょうが,既にご案内の通り体育館天井工事のため全校で集まることはできませんが,学年集会や学級活動の中で「新年の抱負」について話題になることでしょう。ぜひご家庭でもお子さんに確認してみてください。そうして「揺るがぬ決意」へと移ってゆくものです。
 ところで今日は「七草」です。七草と言えば,正月のお節料理で疲れ気味の身体に優しいとされる春の七草をお粥にして食す習慣がありますね。「七草」って七種全て言えますか?私は残念ながら言えませんでしたので,調べた結果を紹介しますね。
 ・芹(せり)   ・御形(ごきょう)   ・繁縷(はこべら)   ・仏の座(ほとけのざ)
 ・薺(なずな)   ・菘(すずな)   ・蘿蔔(すずしろ)

 平成28年,学校長を始め全職員でがんばって参りますので,どうぞよろしくお願いします。

*HP更新もがんばりますので「毎日チェック」お願いしますね。

1月7日の日程変更のお知らせ

 明けましておめでとうございます。今年もどうぞよろしくお願いいたします。

 さて,新年早々「お詫び」の記事ではじまります。
明日1月7日(木)より学校が再開いたしますが,当初ご案内した日程に変更がございますのでお知らせいたします。
<1月7日(木)の日程>
 登校完了      ~ 8:05
 読   書  8:05~ 8:15 
 朝  の  会  8:15~ 8:25
 ①学年学級 8:30~ 9:15
 ②学  活  9:25~10:10
 ③金の1  10:20~11:05
 清   掃  11:05~11:20
 連絡下校  11:25~11:35

 部活動再登校 14;00~

*尚,この件に関しまして「学級連絡網」にて現在連絡を回しているところですのでご協力お願いします。

12月22日(火)

 冬休み前の最終日となる今日は,二十四節気の一つ「冬至」です。今更説明するまでもありませんが,太陽が顔を出している昼間の時間が一年でいちばん短い日です。反対に昼間が一番長い日「夏至」と比較すると,昼間の時間が5時間以上短いのだそうです。そんな貴重な太陽のぬくもりを感じることができそうな今日,大掃除があります。今年一年の溜まったホコリをしっかりと取り除き新しい一年を迎えたいものです。
 さて,明日から(書類上は24日から)冬季休業です。生徒には事件や事故に巻き込まれることなく安全に過ごしてほしいと願うと同時に,日頃学校があるとなかなかできないことをしてほしいと思っています。学習であろうと運動であろうとかまいませんが「この時期だからこそ」という体験ができたら素晴らしいですよね。私自身少年時代の冬季休業を思い起こすと年末は,冷たいバケツの水で雑巾を絞りながら「大掃除」し,大晦日には家族でこたつに入りいつもより遅くまでTVを見ながらみかんを食べ,年越しの除夜の鐘を聞きながら近所の神社へ初詣,そしておみくじを引き境内の枝におみくじを結び・・・正月には大人からお年玉をもらえるよう礼儀正しく装って親戚一同が集まる。そしてみんなで「羽根つき」「凧揚げ」「コマ回し」「かるた」・・・ そしてみんなで「おせち」を食べたり「お餅」を食べたりしながら,新年の抱負を考えたりしたものです。今はこんな風景は「出来過ぎ」と思いますが,昔はみんなこうだったですよね? よく教育現場では「伝統文化教育」という言葉が使われますが,こんな日本の伝統や文化に触れてみる絶好の機会だとは思いませんか。
 日頃学校は皆さんの大切なお子さんをお預かりしていますが,明日から冬季休業,大切なお子さんをご家庭にお返しします。いずれにせよ,甘やかさず家族の,そして地域の一員である自覚を持たせて生活させてください。 それでは1月7日にHP更新を再開します。「皆さん、良いお年を・・・」

12月21日(月)

 前期の学校評価アンケートの中で「学力向上に取り組んでいることを知っていますか?」という質問がありました。これに対して保護者の皆様は48%が「そう思う」「ややそう思う」,全校生徒では「そう思う」「ややそう思う」が42%という結果でした。どちらも知っているという回答が半数以下という結果でした。(詳しくは本HP内にも掲載)
 だからというわけではありませんが,「学力向上」への新たな取り組みを始めます。生徒の学力を上げるためには,「がんばれ~」と生徒を応援するだけでは,もちろん足りません。我々教師がプロ意識を持ち「授業改善」に取り組むことは大前提ですが,この改善した「授業」と「家庭学習」で理想の「学習サイクル」を築こうという取り組みです。学力と家庭学習には相関関係があるという各種調査の結果も出ており,もちろん本校でも家庭学習を奨励してきました。しかしその家庭学習の内容は「習慣を身につける」ための基礎的基本的な内容がほとんどです。結果としてほとんどの生徒「家庭学習の習慣化」が身についてきました。そこで家庭学習を次なるステージ「質の向上」へと発展させるための取り組みです。具体的には「授業」の内容の「復習」を家庭学習で行い,同じ内容を「授業」「家庭学習」と2回学習するのです。本校の生徒は日々の授業では,内容を理解しています。ですがその理解が定着しません。明らかに「復習不足」です。この「授業」の内容をきちんと「家庭学習で復習」できれば,確実に学力は向上するはずです。またこの復習の習慣が身につけば,不思議と「次は何をやるのだろう」と興味がわき教科書をペラペラ捲るようになります。これが「予習」です。「予習」→「授業」→「復習」という学習サイクルが身につけば,同じ内容を3回学習することになりますよね。
 明日,全校生徒にノートを一冊ずつ配布します。「自主学習ノート」です。この「自主」とは学校から出される「宿題・課題」以外に自分で行う家庭学習という意味です。「復習っていっても何をやればよいのか・・・」という生徒もいることでしょう。そこで各学年の廊下に「自主学習コーナー」を設置し,各教科「こんな学習をしてみな!」という支援のための「プリント」を準備しました。個人差があるのですぐに一冊終わってしまう生徒も出てくるでしょう。その生徒には新たなノートを配布します。1000冊既に準備していますので大丈夫です。
 明日の学年集会の中で生徒たちに説明しノートを配布します。ポイントは「自主的な学び」です。やらなくても叱りません。でもやれば確実に自分の力になるはずです。ご家庭でもご支援お願いしますね。