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校長室より

あこがれの先輩に

 2月4日は立春、暦の上では春です。ここのところ日差しが少しずつ長く力強くなり、寒さの中にも春の訪れを感じさせてくれます。風邪やインフルエンザがはやる時期です。「うがい・手洗い」「早寝早起き朝ごはん」で規則正しい生活習慣により、この時期を乗り切りましょう。
 3年生は、受験の時期で忙しいと思いますが、その中でこそ授業をはじめ学校生活を充実させることが、自分を伸ばす機会ととらえてください。卒業式に向けては、もちろんですが、今こそ北部中学校の3年生として、「さわやかな挨拶」「気づきの清掃」「心に響く歌声」に力を入れ実践してほしいと思います。そして、「あこがれの先輩」になってください。やがて母校となる北部中学校に、それぞれの思いと姿を残してくれることを願います。
 1・2年生は「まだ受験は関係ない」と思っていることでしょう。しかし何事も「普段からの心がけ」が大切です。学校生活や日常生活での「当たり前のことを当たり前のこととして行える」ことの積み重ねが、皆さんの人となりを形づくるのです。この機会に普段の生活をもう一度振り返って見ましょう。また、3年生の姿をよく見てください。そして、目標となる人を見つけてみてください。人を動かすのは「あこがれ」です。「あんな人になりたい」「あんな先輩になりたい」という目標を見つけて、3年生の思いを、その姿を引き継いでほしいと思います。
 保護者の皆様、私たち教職員も含め誰もが、時代を担う子供たちの未来を信じて、夢をはぐくみ、希望に向かって努力する人に育ってほしいという願いを持っています。保護者、地域社会、学校が互いに連携を深めよりよい教育を行うことが、子供たちの幸せや私たちの幸せにつながるのです。さまざまな機会により北部中生をともに育てていきましょう。よろしくお願いします。

                                            校長 関 志之武

心を新たにして

 1月7日、新年を迎え心を新たにして登校してきたことと思います。
 一年の節目としてのこの機会をとらえ、新年の抱負や目標を持ちスタートをしてほしいと願っています。また、今年も残り三ヶ月、本年度のまとめとともに次年度の準備をする時期になりました。各自、今年度取り組んできたことの成果と課題を明らかにし、来年度の計画づくりに着手してほしいと思います。
 これからの3ヶ月は、「1月は行く月」「2月は逃げる月」「3月は去る月」といわれるように瞬く間に過ぎていきます。「終わりよければ全てよし。」となるように生活面と学習面の総まとめをお願いします。生活面においては、今年度の生徒会の活動目標や学年目標・学級目標が、自分自身でどのくらい達成できたのかを評価し、不足している点を明らかにして、残りの日々で補ってください。学習面においては、やり残したことがないように残りの授業と計画的な家庭学習で、各学年で学習すべき基礎基本の確認と徹底を図ってください。
 学年ごとの具体的な取り組みとしては、3年生は、入試関係の事前の確認(受験方法や手続き、面接練習等)と事後の手続きや次の進路先への準備を徹底するとともに、卒業に向け、中学三年間のまとめとなる生活づくり(心の準備)を行ってください。2年生は、ホワイトスクールの成功に向けた準備と事前の確認をしっかり行い、達成感や誇り持てるような活動を目指してください。1年生は、職場見学を、三年間を見通した進路計画的のなかのひとつとして捉え、キャリア(生き方)への意識を高めてください。生徒会は、行事の取り組みだけでなく、毎日の生活に目を向け、自分たちの課題を見つけ自分たちで解決していける生徒会づくりを行ってください。
 最後に、全ての北部中生が、登下校の安全(交通事故や不審者への対応等の意識)はもとより、インフルエンザの予防(うがい・手洗いの励行、着替え、体力作りに努める)と他人へ配慮(具合の悪い場合無理して登校しない。マスクの着用等)を忘れることなく、安全安心な学校生活が送れるよう学校全体で取り組んでください。
 頑張りましょう。よろしくお願いします。 
                                            校長 関 志之武

新年から新しい自分のスタート

   学校は年度で動いていますが、やはり年が変わるというのは、大きな節目です。ここはやはり「心機一転」新しい年に、新しい行動を起こしたいところです。
 そのためには、自分の今年の行動や学習態度を振り返ってみてください。今の自分に欠けているものは何なのか?なんとなく1年間を振り返るのではなく、先生や友達・家族などとよく話しをして今の自分の状態を冷静に分析することが、来年のプランをたてるうえで大切です。
  「1年の計は・・・」と言われますが、本気で計画を立てるなら、今からしっかりプランを練らないと今までの繰り返しになります。正直に自分自身を振り返えることが大切です。
 新年から新しい自分のスタートです。まずは、計画に基づいて実行あるのみです。最初は順調でも計画とはすべて思い通りにはいかないものです。そこで「実証、見直し」です。無理な計画をしても長続きはしません。
 また、簡単すぎる計画も向上が望めません。1月下旬には見直しが必要です。見直しができたら、2月3月で行動に移すことです。そうしている間に、4月。いよいよ年度の変わり目です。
 新学年で本当によいスタートが切りたい人は12月からもう準備は始まっています。「計画を立てる。」「見通しを持って実行する。」「冷静に振り返る。」事は、生活面や学習面の向上に必ず結びつきます。

                                           校長  関 志之武

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

                             

北光祭を終えて

 10月26日(土)にたくさんの保護者や地域の方に見守られながら、北光祭が行われました。今年のテーマは、「喜笑点結~繋ぐ伝統・魅せる思い~」でした。
 各クラスとも一生懸命に合唱曲を練習して、この日の午前中に開催される合唱コンクールに臨みました。結果は、以下の通りです。

 最優秀賞  3年1組「二十億光年の孤独」

 2年優秀賞 2年5組「あなたへ-旅立ちに寄せるメッセージ」

 1年優秀賞 1年3組「手のひらをかざして」

 合唱コンクールの目標は、最優秀賞ですが、目的は、目標に向かって学級が一つにまとまることです。そうした意味において、どの学級も目的を達成したのではないでしょうか。一人一人が練習を始める前より進歩した存在になっていると確信しています。どの学級も、クラスの和や曲のイメージを感じながら歌っていてとても感動しました。
 北光祭は、合唱コンクールだけではありません。続く特設合唱団による合唱は、市内にも誇れる素晴らしい合唱でした。
 また、午後からは、美術部と理科部の発表、英語スピーチや弁論、吹奏楽部の演奏が行われました。どれも文化レベルが高い発表が続きました。文化について考えるよいきっかけになったことと思います。
 また、生徒会の引き継ぎ式は、生徒会役員一人一人の思いがこもったものでした。伝統を引き継ぐ思いを形として魅せてもらいました。テーマの通りの「 喜笑点結」の北光祭でしたが、緊張感のある発表と節度のある鑑賞態度は、とても立派でした。
 最後に、すべての方々に、北光祭が令和元年度の北部中文化の集大成となる祭典になったことに感謝いたします。
 ありがとうございました。

体育祭を終えて

 

 令和元年9月21日(土)野田市立北部中学校体育祭が開催されました。
 天候に不安を残す中、プログラムの内容変更等もありましたが、生徒たちは戸惑うこともなく、素晴らしい体育祭を作り上げ成功させることができました。これも、各御家庭及び保護者の皆様の御理解と御協力の賜であり感謝申し上げます。

 体育祭におきましては、3年生を中心に各シスターが、総合優勝に向け、白熱した競技及び演技を行うとともに、素晴らしい応援を繰り広げました。3年生は言うに及ばず2年生・1年生の活躍も目を見張るものがありました。特に、3年生がいない緑組の活躍は、来年度の体育祭の成功を確信するものでした。

 朝早くから最後まで見守り、応援くださった保護者の皆様、様々な役回りでお手伝いいただいたPTA及び親父の会の皆様、御来賓の皆様、地域からお越しいただいた皆様、本日はありがとうございました。

 来年も北部中学校体育祭にお越しいただければ幸いです。よろしくお願いいたします。

夏休みを終えて

 長い夏休みが終わりました。夏休みは交通事故をはじめ、いろいろなことを心配しましたが、全校生徒のみんなが約束を守り、自分の命・自分の信用・自分の将来を守り、それらを失うような行動をしなかったので本当に良かったです。
 これからの学校生活でも、自分への信頼やこれからの自分の進路が閉ざされてしまうような行動は絶対しないように正々堂々と行動していきましょう。信頼は一度失うと取り返すには、今までの何十倍の努力が必要です。また、目標を持った生活を送ってください。目標のある生活をしている人達は、自分ではその中にいるのであまり気づかないでしょうが、端から見ていると素晴らしく輝いて見えます。先生方から見ても目標のある中学生はみんな輝いて見えます。「目標がその日その日を支配する。」という言葉もあります。目標があれば、それに向けてやらなければならないことがあります。それを実行すると生活が変わります。そしてそれを積み重ねると人生が変わります。目標のある生活をしましょう。
 農耕民族にとって秋は収穫の時期であり、1年間で一番大切な時期なので、「秋」と書いて「とき」と読むこともあります。もともとは三国志で有名な諸葛孔明が、「危急存亡の秋(とき)」と使ったことが由来とされていますが、本当に秋は「スポーツの秋」「読書の秋」などと言われ、何をやるにも「良い秋(とき)」であり、良いシーズンであると思います。
 9月は体育祭、10月は文化祭、11月はロングウォークと学校も行事が目白押しです。3年生は中学生最後の思い出となり、1,2年生は自分たちが中心となっていく行事もあります。素晴らしい秋にしてほしいと思います。

校 長 関 志之武

多くの行事を終えて

 6月12日に清水公園の陸上競技場で野田市中学生陸上競技大会がおこなわれました。結果は、男子第3位、女子第3位、男女総合準優勝でした。昨年度の順位を一つあげることができました。
 野田市中学校陸上競技大会は、陸上部だけの大会ではなく、どの中学校も、学校全体から選手を募って臨む大会です。本校も「チーム北部中学校」として参加しました。その中で準優勝の成績を納められたことを誇りに思います。この結果は、参加した選手のみならず、応援してくれた生徒の皆さん、支えてくださった保護者の方々おかげです。
 さて、これから葛北大会が始まります。結果も大切ですが、いままで練習してきたものを発揮することに集中するとともに、北部中の生徒らしく凜とした態度で大会に挑んで欲しいと思います。期待しています。
 6月後半は、2年生が職場体験学習、3年生が修学旅行がありました。準備から当日までの取り組みが生かされた行事であったと思います。挨拶や返事はもとより、勤労意欲、感謝の気持ち等、先生方とともに築き上げてきたきたものを発揮できたものと確信しています。
 さて、これから葛北大会が始まります。結果も大切ですが、行事同様に、いままで練習してきたものを発揮することに集中するとともに、北部中の生徒らしく凜とした態度で大会に挑んで欲しいと思います。期待しています。

野田市立北部中学校長 関 志之武

生徒総会を終えて

 生徒総会が5月17日におこなわれました。生徒会行事の中では生徒全 員が参加し、行事や予算の執行計画等を確認し、今年度の生徒会の方 向性を話し合う最も大事な行事です。 しかしながら、だいたいが 例年通りということが多く盛り上がりに欠けることがよくあります。 そういう意味で今年の生徒総会は活発な話し合いがおこなわれ、とて も有意義な会となりました。 総会で当然確認し合う議題以外に、「本年度生徒会活動のスローガ ンの決定」と三本柱(挨拶・歌声・清掃)の一つである「さわやかな あいさつとはどんな挨拶か」が話し合われました。その中において3 年4組の池田柊くんより「あいうえお挨拶」が提案され可決されまし た。生徒会本部役員をはじめ、全校の前で意見を発表する姿は、とて も立派で堂々としていました。何よりも真剣さが伝わってくる素晴らしい発表でした。       

 5月23日24日に野田市中学校体育大会が市内の各会場で一斉におこなわれました。大会結果は下記のとおりです が、挨拶やマナー、移動時の態度、大会運営に貢献する姿等が素晴らしかったと思います。勝利も大事ですが、人 間として学ぶべきことを部活動を通じて学んでいることに安心感を覚えると同時に、北中生を誇りに思いました。 今後もさらなる成長を期待しています。

 さて、現在3年生は、校長面接をおこなっています。まだ、進 路を意識することなく、高校入試での面接を意識せずにおこなっ ていますので、改善すべき点がたくさんあります。しかし、個々 の人間性がうかがえるほほえましい面接になっています。3年生 は入試までにあと2回校長面接を予定しています。自己アピール も含め、面接試験にも対応できるように準備させ、支援したいと 思います。

校長  関  志之武