6年 明るい選挙出前授業
1月21日(火)の3・4時間目に、選挙管理委員会の皆さんが来校して、6年生対象の選挙に関する特別授業が行われました。選挙権を得る18歳の自分にタイムスリップして、架空の「みやざき市長選挙」に投票してみようという授業でした。どの候補者に投票するか、選挙公報を見た上で演説を聞きました。
直接候補者に質問できる時間もありました。架空の選挙と言いながらも、「野外音楽堂」を造りたいという候補者には、騒音対策について鋭い質問が出たり、3人の候補者に「その公約はいつできるのか。」とズバリ聞いたり、シナリオはないにもかかわらず、良い意見交換ができていました。
この後行われる投票に向けて、真剣に話を聞く姿が見られました。
投票所は野田市内に45カ所あることや期日前投票のこと、また、投票用紙がプラスチックの素材の含まれた紙でできていること等、説明を受けた後、いよいよ投票です。
始めに、投票箱の中が空であることを確認してから、各自氏名が印刷された「投票所入場整理券」を持って、受付場所へ移動しました。
自動交付機から出てきた投票用紙を受け取って、投票台へ向かいます。投票箱に一人ひとりが投票用紙を入れました。
本物の投票所で使用する物を準備していただいたので、体育館の中は、本格的です。明るい選挙推進運動のイメージキャラクターの「選挙のめいすいくん」もやって来ました。
投票が終わると、開票作業が始まります。鍵がかかっていた投票箱を開けて、中に入っていた投票用紙を全て机の上に出しました。候補者別に仕分けされた投票用紙の枚数を計数機を使って、数えます。
「水族館を造りたい」と主張した候補者が当選したという開票結果の発表の後、「なぜ一票が大切なのか。」について講師の先生のお話を聞きました。選挙制度の歴史や女性の選挙権が無かった時代の話等を聞いて、一票の重みについて学びました。2016年から18歳以上に選挙権が与えられたこと、野田市の投票率が残念ながら低いことも聞きました。
なかなか体験できない「模擬投票」の学習。今回学んだことを忘れずに、しっかりと選挙権を行使できる大人になってほしいものです。