薬物乱用防止教室
1月18日(木)千葉県警・東葛地区少年センターの方を講師にお招きして、5年生6年生が「薬物乱用防止教室」を行いました。まず千葉県警野田警察署の方からお話がありました。
みなさんは、お友達と仲良く過ごしていますか。けんか、・・いじめはいけません。悪口を言ったり、いやなことをしたりする。たたいたり、蹴ったり、暴力をふるったりする。全体にだめ。絶対にいけません。もしも、そういうことをする人がいたら、今すぐもうやらない。もし困っていることがあったら、先生やお父さん、お母さんに相談しましょう。大人も子どもも、やってはいけないことは一緒です。「はい。」という返事が聞こえました。
今日は、薬物の恐ろしさを学びます。覚醒剤・大麻・MDMA・LSD・シンナー・・・薬物はいろいろあります。たった一度の使用でも体に重大な被害をもたらします。市販されている医療用の薬も乱用すれば大きな害があるのですよ。
こちらは、ラムネみたいでとても恐ろしい薬物には見えませんね。他にかわいいキャラクターが描いてあるもの、お菓子、クッキーみたいなものもあるんですよ。悪い人は、子どもをうまくだまそうとします。
「ええ、お菓子かと思った。」薬物は、脳、体を破壊します。シンナーをつかった実験をします。この人間の模型は人間の脳と組織がとても似ているもので作られています。ここにシンナーをほんの少したらします。すると・・
どんどん溶けていきます。そして溶けた脳の組織は決してもとに戻りません。
「わあ、こわい、溶けてる!」みんなとても怖くなりましたね。
この写真は、実際にシンナーを吸っていた人の歯です。溶けています。みんなびっくりして声も出ませんでしたね。
薬物は、SMS上のサイトにも多く出回っています。絶対に関わらないことが大切です。子どもの体に害をもたらすのは薬物だけではありません。タバコ・お酒も成長期への被害が重大です。
もし、先輩に誘われたらどうしますか。きっぱり断る。理由をつけて断る。立ち去る。など断り方を覚えておきましょう。実際に6年生の二人が劇をしてみました。
「なあ、タバコやるよ。いっしょに吸おうぜ。」「いいです。」
「そんなこというなよ。つまんないやつだな。」「法律で禁じられているからいいです。」
「何いってんだよ。」「絶対にいいです。」
「わかったよ、もういいよ、つまんないやつだな。」
とてもうまく断れました。家のルールも学校のルールもきちんと守ることが大切ですね。ルール違反は断るというを勇気を持ちましょう。
(感想)もし、自分が誘われたらその時はどうやって断ったらよいかわかってよかったです。
ニュースで薬物の話を聞くことがあるけど、自分には全く関係ないと思っていました。気をつけていこうと思いました。