本物に触れることの大切さ
先月29日、文化庁主催の「全校文化芸術鑑賞会 ~大蔵流狂言~」が行われました。
公演は、密にならないように1~3年生と4~6年生の2回に分けて行いました。
本番の公演を鑑賞する前に、狂言とは何かがわかるDVDをクラス毎に予め視聴しました。
狂言は、“笑いの演劇”だということですが、現代で言うショートコントのようなものです、という説明に、子ども達も興味津々。私も実際にDVDを見ましたが、低学年の子ども達にも分かりやすい内容でした。
公演が始まる前に、演目の簡単な説明や、6年生は実演指導もあったので、狂言の中の台詞に多少難しい言葉はあったものの、内容は十分理解できたと思います。
低学年の子ども達も、笑うツボをちゃんと理解して、楽しそうに見ていました。
<1~3年生の様子>
終わった後に、狂言では、動物の鳴き声や人の感情をどのように表現するか、クイズを交えながら教えていただきました。子ども達を全く飽きさせない話し方は、先生方も勉強になった!?かなと思います。
<4~6年生の様子>
6年生は、特別に1時間かけて、実演指導をしていただきました。
650余年も続く日本の伝統と格式のある演劇である狂言。世界の人々に自慢できる素晴らしい日本文化だと感じました。そして、本物に実際に触れるということは、とても大切な経験だと思いました。
保護者の皆様にも見ていただけたらよかったなぁ、と思いました。