日誌

ここはどこでしょう? ~授業の工夫~

運動会練習が続く毎日ですが、今日は運動会以外のことを紹介します。

さて、突然ですが、この写真はどこの教室でしょうか?

 

本がたくさん並んでいます。だから、図書室!・・・ではありません。

よく見ると、「人の身体」に関する本が並んでいることが分かりますか?

「人の身体」の学習といえば・・・。そう、「理科」です。

そうなのです、ここは理科室なのです。(テーブルやその周辺の様子から気づいた人もいるかもしれません。)

理科室になぜこんなにも本が並んでいるかというと、子ども達が必要だと感じたときにすぐに手に取って調べることができるようにするためです。理科担当者と図書室担当者のコラボによる授業の工夫です。

 

理科の学習では、自分で計画をして学習をしていく「自由進度学習」の方法を一部取り入れています。

まず、単元の説明をし、自分で学習計画を立てます。自分の興味・関心によって進め方は決めます。

そして、自分の計画に沿って学習を進めていきます。文部科学省のいう「個別先的な学び」は、ここです。

個人で学習している・・・と思いきや、子ども達は自分で調べたこと、気づいたことを学級の仲間や先生に伝えたくなり、そこで「対話」が生まれます。

子ども自身の持つ「なぜだろう?」「どうしてだろう?」という知りたいという気持ちを高め、

個での学びと集団での学びを行ったり来たりしながら、学びを深めていくのです。

 

子ども達の学びの様子は、今後またお知らせしていきたいと思っています。

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