日誌

どんな色になるかな? ~授業の工夫③~

 校庭に並んだペットボトル。これは何でしょう?

これは、1・2年生のいろみず遊びの様子です。「混ぜてできるのはどんな色かな?」という図画工作の学習です。

ペットボトルの蓋の裏側に好きな色の絵の具を付けて蓋を閉め、水の入ったペットボトルを振るといろみずができます。いろみずを混ぜると、また新たな色ができます。

 

コップやジップ付きの袋、ビニール袋を子ども達は自由に選び、発想を広げていきます。ここに、授業の工夫があります。

「見て、見て!こんな色になったよ」「きれいだねえ」「不思議な色!!」

「ブドウジュースみたい」「メロンソーダもあるよ」「わあ、真っ白。牛乳だー」「黒い!コーラだ!」

「袋に入れてみよう」「お店ができるよ」「こっちはお店じゃなくて、実験室!」

などなど、子ども達の声は止まりません。

繰り返すうちに、

「ブドウ色を作りたいから、これとこれを混ぜて・・・」と、作りたい色には何色が必要かにも気づいてきます。

小袋に入れた色水をさらに水の入った袋の中へ。涼しげですてき!

「ユーチューバー!」「チャンネル登録お願いします!!」

「いろみずを入れたコップを重ねたよ。」「いろみずの層ができたよ!」

わくわく、いきいきとした子ども達。子ども達の豊かな発想に触れると、教員の我々もわくわくします。

子ども達のわくわくをたくさん引き出せるように、場の工夫をしているのです。

 

授業の最後には、カマキリの赤ちゃんも遊びに来ました。

たくさん作ったいろみずのペットボトルは、子ども達のお気に入り。ご家庭に持ち帰ることとなりました。

また、ペットボトルの用意もしていただきました。保護者の皆さん、ご協力ありがとうございます。

 

 

タグ 授業の工夫