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図書館長からのお話

 以前のホームページでお伝えしたとおり、林間学園を控えた2年生の学年活動室の前には「Let’s Go On Time!!」(時間通り行こうぜ!!)の掲示物が貼ってあります。時間への意識を高め、2分前着席の目標を達成できたかどうかの自己評価を毎日していましたが、A評価が増えてきており、2年生の林間学園への意識の高まりに感心しました。近くには、長野県にゆかりのある武将「真田幸村」の模型も、2年生の姿を見ていました。

 林間学園の直前ですが、2年生は学習にもしっかりと取り組んでいます。技術科の授業では、コンセントを作る学習をしていました。ラジオペンチを使って、コードの先端を加工するなど非常に細かい作業に集中して取り組んでいました。

 同じく2年生、3組の国語の授業では、図書室で図書オリエンテーリングをしていました。図書館司書の西賀先生から本の分類などの説明を受け、全員が1冊の本を借りて静かにじっくりと本を読んでいました。そして、ここでも「真田幸村」。やはり、林間学園への気持ちの強さを感じました。最後に、西初石中学校の図書館長でもある校長先生からのお話です。校長先生から、「東野圭吾」さんの作品など推理小説の本が好きとのお話の後、「ショートショート」で有名な「星新一」さんの作品の紹介をしてくださいました。絵を使いながらの校長先生のお話には、子ども達も興味津々な様子で聞いていました。お話の後には、自然と大きな拍手が沸いていました。西初石中学校の自然な拍手。いつも思いますが、とても良い雰囲気です。

最後に…長文ですがお読みいただけると幸いです。

 今日の朝、地域の方から学校にお電話がありました。

 昨日、柏の葉公園にある池の橋の上から、「つえ」を落としてしまい、困っていたお年寄りの方がいました。

 そこを通りかかった、西初石中学校陸上部で3年1組の「山﨑 心晴 さん」と同じく陸上部で2年1組の「相馬 碧 さん」が、くつをぬぎ、池の中に入って、棒を使いながら「つえ」を拾ってくれたそうです。

 「つえ」を落としてしまったお年寄りの方はとても感謝していたそうです。また、お電話をくれた地域の方は、「くつをぬいで、池に入るなんて想像もしなかった。そんな思い切った行動をしてくれた生徒さんは、とてもやさしい気持ちをもった、素晴らしい生徒さんですね」と言っていました。

 自分が犠牲になっても「困っている人を進んで助ける」ことができ、とても立派でした。これからも、西初石中学校の皆さんの、素晴らしい行動を見たり、聞いたりすることを楽しみにしています。