学校の様子

新常識

テレビなどで放送される食事シーンを見て「近距離で会話しながら食べて大丈夫かな?」と思ってしまう自分がいることに気が付きました。コロナウイルスが流行してからの1年間で、自分の中の常識が「食事中は静かにしゃべる」から「食事中は話さない」に変わったことがよく解ります。

この現象は2年生にも起こっている様で、国語の単元「声のものさし」で、場面に適した音量を数字で表す授業をしている際、給食の場面は音量0との発表がありました。2年前であれば、多くの子どもが音量1と答えていそうなところですが、クラス中の子どもが「それは0でしょう」と言わんばかりの雰囲気でした。

食事中の音量は0へと変わりましたが、授業中の子ども達の音量は以前と同じく3のまま。むしろ、声の大きさについて考えたことで、発表の時には今まで以上にはっきりとした口調で話しているような気さえします。

本日実施した避難訓練でも、避難中に子ども達の話し声が一切聞こえてくることは無く、2年生で学んだこの学習がしっかりと全校児童へと根付いていることが解りました。

音量について注意しなければいけない社会となっていますが、北小の子ども達のメリハリをつけた声の使い方はバッチリです。