学校の様子

吹奏楽部の恩返し

吹奏楽部の4年生も徐々に自分の担当する楽器が決まってきており、先輩達に教わりながら練習をするようになっていました。例年であれば5月頃に見られる風景を冬の寒さを感じるこの時期に見ると、休校措置の爪痕を改めて思い知らされます。

しかし、「悲愴感」を覚えているのは見ている自分だけで、明るく練習している吹奏楽部からは、悲しい中でも前へ進むという意味合いを持つ「悲壮感」が漂っています。大幅に減った練習時間の中で、吹奏楽部6年生が歴代の先輩達にしてもらったことを今の4年生に返そうと、1回1回の練習を大切にしているように見えます。

練習の時間や回数が減ろうとも、受け継いできた吹奏楽部魂の火が消えることは無いようです。