学校の様子

全集中!!協力の呼吸壱ノ型「全力」by若松

10月13日から練習していたマラソンも、本日がいよいよ本番。子ども達は朝から緊張しているようで、先生に向かって「代わりに走ってください」という依頼をだしている姿も見かけます。しかし「いいよ」と冗談で快諾すると、即座に「ダメです」と返してくるあたり、緊張はしていても内に秘める熱い闘志を感じ取ることが出来ます。

全員の目標を黒板に貼りだしている1年2組の教室には「人生で初めてアニメにはまった」という若松先生の趣味と流行を全面に押し出した応援メッセージも描かれていました。趣味と流行を全面に押し出したと書きましたが、一切の私語なく、体に酸素を取り込むためだけに精一杯呼吸しながら走っている子ども達の姿は、完全に呼吸に全集中しており、マラソンの応援メッセージとしてはこれ以上ないほどピッタリでした。

大会終了後の校舎で、大会の感想を書いている子ども達の表情を見ていると、目標を達成出来た子どもと、出来なかった子どもの違いが一目でわかります。上位に入賞したにも関わらず不満げな表情をしている子どもからは、あくなき向上心。個人の目標は達成したものの、クラス全体の順位は振るわなかったという感想からは、団結力や仲間意識。応援に力を貰ったといった感想からは、感謝を忘れない心。等々、子ども達の様々な素敵な面が見えてきました。