学校の様子

探究者の眼差し

 

 

算数の授業で、学校中の物の長さを測っていた3年生が、今度は理科の授業でミニカーが進んだ距離を計測していました。
ゴムの力を利用して車を跳ばす授業は、車を発射する役をやりたがる3年生が多いと思っていましたが、理科の授業中である子ども達にとっては、ミニカーは娯楽の対象ではなく、実験の研究対象。その視線は、車よりも進んだ距離を示すメジャーに集中していました。
風の力で動く距離を計測する授業を行った時は、狭い理科室でも正確な記録を測れるよう、ミニカーの車線上に障害物が無いことを確認してから、ミニカーからゆっくりと手を離していました。算数で勉強したことが活かせるということが拍車をかけているのか、計測係の子どもも神経を研ぎ澄まして計測。車を発射した子どもが様子を見に来ると「計測は私の仕事!!」とメジャーの目盛を確認することを許しませんでした