学校の様子

レディース&ジェントルマン

介護の事について様々な本で調べて新聞紙にまとめていた3年生ですが、本日は「白杖体験」を実施し、実際に目が不自由で困っている人とそれを介助する人のシミュレーションをしていました。

アイマスクをして疑似的に暗闇を作り、白杖と介助役の友達の声を頼りに校内を進んでいく3年生。白杖を使い進むのが難しいのは簡単に想像出来そうですが、意外にも介助をする方も、進行先の情報を言葉で伝えるのが難しいようで、白杖を使う役と同じくらい悪戦苦闘をしているようにも見えました。それでも子ども達は友達を目的地までエスコートすべく、先生が廊下に倒れているという不測の事態が起きようとも冷静に言葉で伝達。介助をする方もされる方も、様々なことを体験する時間となりました。

一時的にですが盲目を体験したことで、大半の人にとっては当たり前である「目が見える」という事のありがたみを実感した3年生。アイマスクを取った後は少しだけ見えている世界が変わったのではないでしょうか。