投稿日時: 06/20
サイト管理者
今日の給食は【ごはん、豆腐ハンバーグみりんマスタードソース、浦上そぼろ、新じゃがいものみそ汁、牛乳】です。
今日は「浦上そぼろ」について紹介します。
浦上そぼろは、長崎県浦上地区が発祥の郷土料理です。西暦1500年代後半に、浦上地区でキリスト教を布教していたポルトガル宣教師が、肉を食べる習慣のなかったキリシタン達に、「健康に良い食べ物」として豚肉を使った料理を食べさせようとして作ったのが始まりといわれています。
江戸時代の長崎は、日本で唯一の開港地だったため、海外から色々な文化が伝わりました。そのため、和風の料理に中国やポルトガル、オランダなど異なる国の文化が取り入れられているものも多くあります。浦上そぼろにもそれが表れていて、中国料理の影響を受けて、もやしを入れてつくることが多いようです。
豚肉のうまみと、ごぼうの香りがおいしい炒め物です。よく味わいながら食べましょう
※今日の給食では、ひき肉を使っていますが、本格的な「浦上そぼろ」はひき肉ではなく、細切り肉を使うことが多いそうです。