先月、市川市文学ミュージアム・グリーンスタジオにて行われた「千葉・県民文化祭 第67回千葉県俳句大会」の表彰式。本校生徒の俳句が多数入賞しました。
最高賞に準じる「千葉県芸術文化団体協議会長賞」を受賞した一ノ宮未来さん(2年)、「千葉県俳句作家協会長賞」の秋野琴祢さん(3年)、「市川市教育長賞」の稲垣紘さん(2年)をはじめ、入賞者17人のうち14人が南流山中の生徒という大変な快挙。
一つの短い句から、色鮮やかな映像や音、気温や香りまでも浮かび上がらせる、子ども達の豊かな感性には驚くばかりです。なお、入賞句及び入賞者は以下の通り。
◆県芸術文化団体協議会長賞 一ノ宮実来さん(2年)
入道雲でっかい夢を届けてる
◆県俳句作家協会長賞 秋野 琴祢さん(3年)
ぶらんこを蹴り上げ空に染まってく
◆市川市教育長賞 稲垣 紘さん(2年)
ひまわりが夢を抱いて空を見る
◆優秀賞 鈴木 醍哉さん(3年)
青嵐に背中を押され走りだす
◆優秀賞 村山 実環さん(2年)
夏休みスイスイ時間がおよいでく
◆優秀賞 伊藤 永珠さん(2年)
夏休み木々は緑にオレは黒に
◆優秀賞 篠原 久人さん(2年)
球場に果てなく響くセミの声
◆優秀賞 伊藤帆七海さん(3年)
桜散る少し馴染んだランドセル
◆優秀賞 池江 奏太さん(2年)
トマトの実ゆっくり赤く染まってく
◆優秀賞 稲垣 理央さん(3年)
母の日や照れくさそうにありがとう
◆優秀賞 関根 統生さん(3年)
夏空やハンドボールの跳ねる音
◆優秀賞 鈴木 春翔さん(2年)
いつまでも負けてたまるかあつき夏
◆優秀賞 柏崎 美空さん(2年)
思い出を心に秘めたライラック
◆優秀賞 長澤 巧斗さん(3年)
白球やまぶしき汗のかがやけり