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1. ☆ 1月28日(火)1年4組、社会科で白熱の討論!!~教頭先生の特別授業~

投稿日時: 01/28 サイト管理者

本日2校時、1年4組では鴇田教頭先生による社会科の特別授業が行われました。

テーマは「弘安の役後にフビライが送った国書を受け取っていたら、鎌倉幕府はどう対応するべきだったろうか?」

難しい判断を迫られるこのテーマに対して、子ども達は自分が北条時宗になったつもりで真剣に考えを深めていきます。

▼フビライの提案に拒否派が14人、受諾派が13人と子ども達の考え方は、クラスを完全に二分するほど拮抗しています。

▼討論に備えてグループ作戦会議を行う子ども達。どのグループも自分の考えの根拠について、資料を活用して真剣に話し合います。

▼討論に備えて、子ども達が準備していたプリント。その1枚1枚全てに教頭先生は目を通し、発言を後押しするような丁寧なコメントを書いてくださっています。大変な時間を費やしているはずです。

▼学級討論が始まりました。グループごとの意見を発表しています。資料を提示しながら様々なことに思いを巡らせ、しっかりと意見を伝え合う子ども達。初めに拒否派の意見が続きます。この子ども達、本当にすごい!!

▼次に受諾派の意見。なるほどという意見が次々に出されます。

▼発表の後は互いの考えへの質疑応答が行われます。子ども達は我々の想像以上に深いところまで考えています。

▼教頭先生は討論を整理しつつ、子ども達に様々な揺さぶりをかけていきます。それによって子ども達の考えもより深まっていきます。実に楽しいひととき。

▼様々な資料をもとに、自分の考えを構築していきます。資料を読み解く力も必須。多面的・多角的に学ぶ子ども達が教室に広がっていきます。教頭先生が狙っていることは、まさにここにあります。

▼遙か昔の鎌倉時代について、こんなに真剣に意見を交わす子ども達を私は見たことがありません。明らかに子ども達の表情が変わっていきます。今日の授業テーマに吸い込まれているのがわかります。

▼最後に、教頭先生が取り出したものはいったい何でしょうか?

▼最後に再度、自分の考えを確認。どちらが正解というわけではなく、この話し合いを通して、子ども達は元寇についての学びを深められたことは間違いありません。まだまだ話し合いたいという雰囲気が教室には流れていました。

▼まとめ。教頭先生の歴史学習への熱い思いがほとばしります。教頭先生はこうした授業をやりたくて、そして、子ども達に考えさせたくて教員になったはず。そうですよね?教頭先生。

▼授業時間があっという間に感じるほど、集中して取り組んだ1年4組の子ども達。そして、子ども達を導き、後押しした鴇田教頭先生。共に心からの拍手を送りたくなる気持ちで教室を後にしました。

▼この授業を企画する上での教頭先生の資料。社会科教育への情熱が伝わってきます。