今日の給食は【ごはん、さんまのしょうが煮、くきわかめのきんぴら、北海汁、牛乳】です。
今日は、「さんまのしょうが煮」について紹介します。さんまは漢字で書くと、「秋」「刀」「魚」と書きます。諸説ありますが、「秋にとれる刀のような形をした魚」という事から、この漢字になったと言われています。さんまは秋の味覚を代表する魚で、質の良いたんぱく質や脂質を含み、江戸時代から色々な料理で親しまれてきました。
9月の給食では、さんまを甘辛いタレと一緒に、ごはんに混ぜた「さんまごはん」を出しましたが、今日はしょうがたっぷりの煮魚です。煮魚は、近頃家庭料理で食べる機会が少なくなっているかもしれません。今日のさんまは、たっぷりのしょうがを使った香りの良いだし汁で、調理員さんが朝からじっくりと煮ています。ほろほろとした食感と、味の染みこんだ身を味わって食べましょう
副校長の食レポ
朝、正門を通過すると、学校中がお出汁の香りに包まれていました。優しい懐かしさもあるお出汁の香りから、生徒達が香りを嗅ぐことも立派な食育だと思いました。「今日の給食は何だっけ。」「早く食べたいな。」など、生徒達の心にぽっと膨らんだ給食に対する思いが、給食への興味関心を深め、学校での日常会話の中に献立の話が出てくる。こういうことが自校で作っている給食の良さかも知れません。朝から時間をかけてゆっくり煮込んだ「さんまのしょうが煮」は、口に含むと骨までホロホロに砕けて、ご飯と一緒に食べていたはずが、いつの間にかご飯が足りないぐらいでした。また、しょうがにも味がしみ込み大満足でした。「くきわかめのきんぴら」もボリュウームがあり、くきわかめのシャキシャキした食感が楽しくて、さんまとの相性も抜群でした!!「北海汁」は、北海道のイメージで大きめのじゃがいもを中心に、とうもろこしや色彩豊かな野菜がたっぷり入った汁物でした。今日も栄養教諭の先生、調理員の皆さん、最高の給食を作ってくださり、ありがとうございました!!