ソフトボールの県総体2回戦。以下は本日も応援に駆けつけてくださった鴇田教頭先生の「熱血観戦レポート」です。
本日、千葉県総合スポーツセンターソフトボール場で、ソフトボール部の県総体2回戦が行われました!中学校の総体だけでなく、高校総体の決勝戦でも使われる、千葉県ソフトボールの「聖地」でゲームに臨んだ南流中ソフト部、今日も試合前から笑顔で円陣を組み、気合いを入れます!そして、スタンド応援席には今日もたくさんの保護者の皆様や先生方の心強い姿!本日も応援ありがとうございます!!
対戦相手は、印旛地区の強豪・臼井中。機動力を生かしたハイレベルな攻撃と堅実な守備で関東大会出場をねらうチーム、強敵です。試合開始早々からその多彩な攻撃が展開され、打球にスピン回転をかけたセーフティバントや盗塁、ヒットエンドランなどで、1回表、2回表に3点ずつ取られ、苦しい立ち上がりとなります。
何とか反撃したい南流中、2回裏に四番宮下が三遊間を破るレフト前ヒット!続く五番小澤が相手投手の球を真芯でとらえてセンターライナー!あとひと伸びでセンターオーバーの長打になりそうでしたが、惜しくも捕られてしまいます。得点が奪えないまま、3回表にさらに4点を失い、0対10と圧倒されてしまいます。
しかし、気持ちが折れない南流中ソフト部は、諦めることなく笑顔で全力プレー!3回裏、この回先頭の九番小川がライト前ヒット!反撃の狼煙を上げます!相手バッテリーの隙をついて進塁した後、頼れるキャプテン、一番村田が内野安打!相手守備が乱れた間に小川が生還、待望の1点目を奪います!!さらに、1アウト1、2塁の場面で、四番宮下が相手投手の決め球・チェンジアップを完璧にとらえ、右中間を深々と破る見事な2点タイムリースリーベース!!勢いづく南流中、さらに1点を追加し、4対10と追い上げます!
直後の4回表の守備では、1アウト2、3塁のピンチを迎えますが、エース阿部が気迫のピッチングで相手の攻撃を抑え込み、0点で切り抜けます!強敵相手に苦しい試合となりながらも、自分達の力で試合の流れをつかみ返す南流中、すばらしい戦いぶりです!!
4回裏の攻撃はチャンスをつくるも、惜しくも無得点となり、時間制により最終回となる5回を迎えます。5回表、三たび相手の多彩な攻撃を受けて3失点。その裏、最後の攻撃では、1年生から3年生まで、チームが一丸となって打者に声援を送り、最後まで南流中らしく、強気な笑顔で戦います!しかし、最後の打球が1塁に送られ、ゲームセット。4対13で敗退となりました。
敗れはしましたが、強豪を相手に最後まで笑顔で戦い抜いた南流中!一時は相手を苦しめ、完全に試合の主導権を握る見事な戦いぶりでした!昨年の県新人大会や春の葛北大会とは比べものにならないぐらい、強いチームに成長した姿を見せることができました!!最後の試合で、最高の力を発揮できるのは、本当にすごいことです!たくさんの練習を積み重ねて大きく力を伸ばし、どんなときでも笑顔で声をかけ合いながら戦い抜けるチームをつくった選手たち、本当に最高の子ども達です!!
ソフトボール部のみんな、最後までよく頑張ったね!試合の流れをつかみ返した3回裏の攻撃と4回表の守備は本当に見事だったぞ!感動した!!どんなときでも、自分達らしく笑顔でプレーできる南流中ソフト部が大好きです!!3年生、今日までたくさんのドキドキ・ワクワクと感動をくれてありがとう!!ソフトボールを通して得た仲間と経験をこれからも大切にしてください!!