投稿日時: 02/07
サイト管理者
本日5校時、3年3組の教室では鴇田教頭先生による社会科の「最終授業」が行われていました。これまで修学旅行前に行った「平和の授業」を通して、3年生に社会科の授業を行ってきた教頭先生による、今回は本当に最後の授業。
民主主義について考える今日の授業では「民主主義」と「専制政治」をペアで説明するところからスタート。
さらに「今、日本の(世界の)民主主義はうまくいっているのだろうか?」の問いが示されます。
内閣支持率の推移、政治とカネの問題、衆院選の投票率の推移、EU離脱の賛否を問うイギリスの国民投票結果などの資料や、専制政治で良い社会を築いているブータンの例が提示され、民主主義の危機が懸念される状況を子ども達は目の当たりにします。
そして究極の学習課題「『最悪の民主主義』と『最良の専制政治』では、どちらが良いだろうか?」が投げかけられます。ペアやグループで互いに意見を交換し合う子ども達。その表情は真剣そのものです。
これまで徹底して子ども達自身に考えさせることを大切にしてきた教頭先生ですが、今日の授業の最後、オバマ元アメリカ大統領の退任演説とともに、3年生に向けてのご自身の強いメッセージを示します。
南流中を支える鴇田教頭先生は社会科教員としても超一流。
今日の先生の授業は、社会科教員としてのご自身の確固たる信念のもと行われた、感動的な授業となりました。