8月18日(月)午後1時30分から、流山市教育委員会、いじめ防止相談対策室の生徒指導アドバイザーである上條理恵先生、そして指導主事の加賀谷城幸先生をお迎えし、「生徒指導研修」が行われました。
上條先生は小学校、中学校、高校の教師を経て、1993年より千葉県警察に婦人補導員として、青少年の非行問題(薬物問題・ネット問題・性非行)・学校との関係機関の連携・児童虐待・子育て問題などの多くの課題に、実践者として携わってきた生徒指導のスペシャリスト。テレビ・新聞などのメディアにも数多く登場。小・中・高・大学・保護者・教員に向けた講演も2000回近く行っていらっしゃいます。
加賀谷先生は、南流山中で5年間勤務した経験のある、「チーム南流」永久会員の一人。その後、市立柏高校での勤務を経て、今年度流山市教育委員会に着任されました。一流の体育科の先生であると共に、野球部の顧問としても卓越した指導力の持ち主でもあります。
▼上條先生には、具体的な事例をもとにした多くのご指導をいただきました。問題が発生したとき、どう考え、どう対応すべきなのか、上條先生の発する言葉の一つ一つがあまりに核心をつくもので、我々の心に強烈に響きます。その言葉の裏にある先生の強い信念、そして何よりも子ども達を思う「温かさ」を感じたのは私だけではないと思います。日常的に子ども達と向き合う教職員としてどうあるべきかを、深く、深く考えさせられる貴重な時間となりました。上條先生、本当にありがとうございました!!
▼加賀谷先生からのいじめ対応のお話では、いじめの定義・基本方針・認知件数などを全体で確認。事例検討ではグループ討議で互いの考えを共有していきます。加賀谷先生からその後、学校としてどう連携し、対応していくべきかについても丁寧にお話しいただきました。子ども達のよりよい人間関係構築のために何を考え、実行すべきなのか、改めて考えることができました。加賀谷先生、本当にありがとうございました!!
▲お二人の先生方の研修は2時間にも及ぶものでしたが、その長さを感じさせない、引き込まれるような、大変意義のある時間になりました。
子ども達の成長のためにどんな関わり方をすべきなのか、また、そもそも我々教職員は何のために教員になったのか、改めて考え直す2時間。お二人の先生方、本当にありがとうございました!!