投稿日時: 05/25
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5月の中旬から下旬にかけて、3年生の各クラスでは鴇田教頭先生の社会科特別授業が行われました。
学習課題は「世界から戦争をなくす方法を考えよう」。850万人もの戦死者を出した「第一次世界大戦」後の国際社会において沸き起こった「二度とこんな戦争が起きないようにしよう」という考え。そんな中、アメリカ合衆国第28代大統領のウイルソンが国際社会に提唱した「戦争を回避するシステム」とは、一体どんなものだったのか。鴇田教頭先生に導かれながら、子ども達はウイルソン大統領に負けじと、グループごとに真剣な話し合いを始めます。
これからの平和な世の中を創る主人公となるべき若者達には、こうした歴史の事実にしっかり向き合ってほしい。だからこそ、社会科の授業の中で、過去の人達がどんな考えを持ち、どう歴史を織りなしていったのかしっかり学んでほしい。そうした鴇田教頭先生の熱い思いが、今回の授業からは強烈に伝わってきました。そして、その思いを受け継ぎ、時間を忘れて話し合いに没頭する子ども達。
世界各地で戦争が勃発している現代社会にも、大いに通じるところがある今回の特別授業。素晴らしい授業を創り上げた3年生の子ども達と、鴇田教頭先生に拍手を送りたい気持ちで一杯になりました。