What’s  New

What’s  New

☆ 5月 6日(月)能登町を忘れない

本年1月1日、午後4時10分に発生した「能登半島地震」から4ヶ月。先月4月24日、市内小中学校で行った姉妹都市能登町への義援金活動で得た約589万円と、市内小中学生が書いた励ましのお手紙やメッセージカードをお届けに、石川県能登町を訪問しました。

石川県能登町役場にて行われた贈呈式には、能登町の真智富子教育長と、能登町小中学校9校を代表して宇出津(うしつ)小学校と能都中学校の両校長先生がいらっしゃり、贈呈後には流山市内小中学校の児童生徒への感謝のお言葉を頂戴しました。

(→松波小学校HPはこちら)

(→鵜川小学校HPはこちら)

(→宇出津小学校HPはこちら)

(→柳田中学校HPはこちら)

能登町には2011年の東日本大震災の際、放射能汚染の懸念がある江戸川から取水された水道水は乳幼児(今の中学生達の年代)には避けた方がよいとのことで、流山の井崎市長が当時の能登町長に水道水の供給を依頼したところ、ありったけの「能登の海洋深層水」を送ってくださったという恩があります。今こそ、その時の恩を返すときです。

能登町は依然として復興半ば。地震で倒壊した家屋や多くの建物が、被災した当時そのままの状態になっています。中には、ぬいぐるみや習字セットなど子ども達が使っていたであろうものが、がれきの中に埋もれているのが見えます。

能登町内の道路の陥没やひび割れ、浮き上がったマンホールなど、様々な被災状況を実際に見学させていただき、この地にはどれだけ多くの方々の悲しみが埋もれているのだろう、能登町のために我々ができることは一体何なのだろう、と自問自答を繰り返していました。

最近とみに報道されなくなってきた「能登半島地震」。でも、我々の姉妹都市、能登町のことを絶対に忘れてはいけないという思いを改めて強く持ちました。

▼能登町役場で行われた義援金の贈呈式の様子

▼能登町役場1階ロビーに掲示されている、能登高校書道部からの巨大な応援メッセージ

「能登に向かう県内他県ナンバーの多さに涙が出る 復興支援のステッカー 横断幕に勇気をもらう

能登に届く全国からの応援に深い感動と感謝 ありがとう

胸に響く言葉です。

▼能登町の被災状況(道路のひび割れや崖崩れは至る所に。家屋の損壊も甚大です)

▼避難所となっている松波中学校の様子(中学校にも被害が出ています)

▼避難所として使われている体育館(段ボールで細かく仕切られています)

▼体育館前方は体育や部活動ができるスペース(ここで卒業式が行われました)

▼ステージ上には日時を知らせる表示

▼卒業式に向けてのお祝いの言葉でしょうか。

▼石川県珠洲市の被害状況(津波被害もあちこちに見られます)

▼マンホールや橋が浮き上がっています

▼道路もひびが入っていたり、崩れ落ちたりしているところが多数