校長室から(190)2月27日(火)「卒業を祝う会」「第2回学校関係者評価委員会」
今日は、在校生が6年生の卒業をお祝いする児童会行事「卒業を祝う会」を行いました。地域でお世話になっている方々12名(畑の先生、地区社会福祉協議会会長さん、民生児童委員さん、鰭ヶ崎小・南流中の教頭先生や近隣の保育園の園長先生、学校支援コーディネーターさん、おはなしの花束の方やPTA本部役員さんなど)にも、参観いただきました。
6年生は、3年生が作った花のアーチを、1年間ずっといっしょにかかわった1年生と手をつないで入場しました。
トップバッター、1年生の発表は、6年生に教えてもらったことをよびかけでふりかえり、元気いっぱいのダンスや歌でお礼の気持ちを発表しました。学校一人数の多い1年生が、一つにまとまってすごい力を見せてくれました。成長した1年生の姿と、お世話をした6年生が目を細めて見守っている姿との両方に、感動しました。
2年生は、運動会で踊った「アイドル」のダンスを交え、「6年生は2年生にとって『アイドル』です!」と伝えながら、2年生の頃に学習した思い出がよみがえる劇や音楽を入れた、すてきな演出がもりだくさんの発表でした。
3年生は、元気なよびかけはもちろん、楽器や手話を取り入れて声のそろった歌声がほんとうに見事で、心にしみ入りました。音楽性の高い、表現がとても感動的な発表で、また一段と成長を感じました。
4年生は、かっこいいダンスを披露し、6年生の目を釘付けにしました。また、学年のテーマ「レインボー」にちなんで、「虹」という合唱曲を6年生に届け、最後は7色のバンダナで6年生のために会場に虹をかけてくれました。
5年生は、二部合唱2曲と詩の朗読を発表しました。「第二小と南流山小に分かれても、6年生のあとを引き継いで、互いに手をとりあって学校を引っ張っていきます」など力強いよびかけもあって、在校生のリーダーらしい、頼もしい発表でした。
6年生からも、お礼の発表がありました。1年生から5年生それぞれの学年に応援のメッセージをよびかけてくれました。そして「最後のチャイム」の合唱を聞かせてくれました。何より素晴らしかったのは、全ての学年の発表をしっかりと目に焼き付けるかのように見たり聞いたりの姿でした。各学年の入退場の時にも、6年生は、拍手や手拍子をずっとしてくれていました。在校生へのお礼の気持ちにあふれた6年生の姿は、さすがでした。
最後に、今月新しく決まった4・5年生の児童会役員と、6年生の児童会役員との引き継ぎ式がありました。今日の会は新役員さん達が司会進行や準備を行って大成功をおさめました。良き伝統は必ず受け継がれることでしょう。
おいでになったお客様からは、「子どもたちの姿に感動した」「多くの人に見てもらいたい」「大人数の学校だが、まとまりと温かさが感じられて良かった」などたくさんのお褒めの言葉をいただきました。これからも地域のみなさんとのつながりの中で子どもたちを育てていくことを話し合うことができ、とても有意義な会となりました。ありがとうございました。