校長室から(127)11月10日(金)「令和5年度運動会閉会式」「3年 お米の話」「6年 薬物乱用防止教室」
昨日、1年生と6年生の学年運動会が終了したことをもって、本日、ふれあいタイムに全校児童が校庭に集まり、閉会式を行いました。児童会の進行で「開式の言葉」「感想発表(紅白応援団長)」「成績発表(遊友体育委員長)・音楽部(効果音)」「児童会の話」「校長の話」「閉式の言葉」という内容で、今年の運動会を振り返りました。
成績発表の場面では、全校児童が第1校舎ベランダの得点板に注目し、百の位から数字が1枚ずつ現れて得点が発表されるのを固唾をのんで見入りました。なんと、十の位まで赤も白も同じ数でした。いよいよ最後、一の位が現れたその瞬間、白組559点、赤組556点と、3点差で勝利した白組から大歓声が湧き上がりました。中間得点では赤組が優勢だったので、逆転した白組の興奮はしばらくやみませんでした。一方、赤組は白組に拍手を送ったあと、閉会式での話の聞き方が素晴らしく、校長からの話の中で、勝負には負けてもその後が素晴らしい態度だった赤組の素晴らしさもたたえました。
全校児童による閉会式、全学年の得点(団体競技・個人走得点)を合わせた紅白対抗を入れたことで、子ども達にとって、勝っても負けても、価値ある経験を一つ増やすことができたように思いました。
また、今日は3年生の社会科「農家の仕事」の学習のために、地域の「じっちゃま」こと鈴木さんにおいでいただきました。米作りについて、子ども達の質問に答えていただいたり、稲の実物をたくさん持ってきてさわらせていただいたりしました。私達のいのちを支える米作りに、子ども達が関心を持つきっかけになったと思います。鈴木のじっちゃん、いつもありがとうございます!
6年生では、学校薬剤師の先生に講師をお願いして、「薬物乱用防止教室」を行いました。ふだん飲んでいる風邪薬などの薬も、用法・用量を守らない服用をしたら「薬物乱用」になり、体に害があること、さらに大麻や危険ドラッグと言われる薬物は、たった一度の使用でも「薬物乱用」であり、たとえ使用しなくても所持しているだけで違法となることを学びました。特に、自分達の行動のすべてをつかさどる「脳」の働きに、重大な悪影響を及ぼすことについてわかりやすく教えてくださったので、6年生は、今日の講座を思い出して危険な薬物から身を守れることでしょう。