校長室から(164)12月16日(月)「6年特別授業『子ども食堂から~シェアする社会にしていこう~』」
今日は、南流山センターや南流山駅など、この地域で子ども食堂や学び場を提供する活動を行っている、南流山子ども食堂の金川聡美さんを講師にお迎えして、6年生の特別授業をしていただきました。
子ども食堂が今日本にどれくらいあるか、南流山子ども食堂ではどんな人が利用しているのか、どんな食事が提供されているのか、金川さんご自身がどうしてこの活動をはじめたのかや、地域のお店や農家さんなどのご寄付が、おいしいお食事になって提供されるしくみをお話しされました。そして、「誰でも、誰かのためになれる」「地域に、あなたを助けてくれる大人は必ずいる」「友達や家族、近所の人が困っていないかな・・・とちょっと周りを気にしてみませんか?」「自分の時間や気持ちを、シェア(与える&受け取る)しあえる町(社会)をつくっていきましょう」というメッセージを子ども達に届けてくださいました。
子ども食堂では、性別、年齢、国籍等に関係なく、地域みんなで家族のように食事を囲んで、誰もが安心できる居場所をめざしているということで、本校の学校教育目標「共に生きる社会を創り出す子どもを育てる」とおおいに通じるお話しでした。
講話が終わると、「どこでやっているんですか」「いつやっているんですか」という質問が出て、児童が関心を持った様子がうかがえました。子ども食堂に限らず、人の温かさを感じられるこの地域が、子ども達のふるさとになっていくんだな、地域ってとても大切だな、とあらためて感じました。