校長室から(73)7月22日(月)「生徒指導研修会」
今週は、個人面談のため、保護者の皆様には暑い中をご来校いただき、ありがとうございます。
教職員は、夏休み中に全体研修の場を数回設けています。まず、7月19日の終業式以降、2つの教員研修(全体研修①「不祥事防止研修」・②「生徒指導研修」)を行いました。
19日午後に行った不祥事防止研修では、県内でも複数発生したわいせつ・セクハラや体罰、不適切指導や個人情報漏洩、交通事故等の実態を、市教委学校教育課の管理主事の先生の具体的なお話で、自分ごととして実感し、教育公務員としての自覚を高めることができたと思います。
昨日は、市教委指導課いじめ防止相談対策室より、生徒指導アドバイザーの上條理恵先生を招聘し、生徒指導について学びました。あらかじめ、講師の先生と簡単な打ち合わせをしていた本校職員のロールプレイ(だめだめ先生バージョン)が功を奏して、実のある研修となりました。上條先生演じる面談のロールプレイでは、だめだめ先生との違いがくっきりとわかり、どんな違いがあったか、たくさんの教員が活発に意見を述べました。
様々な示唆を与えていただいた研修となりましたが、私は特に、「児童や保護者が困った時に、『あの先生に相談しよう!』と思われる人になれるように、常に学んでほしい」「子どもはみんな『もっと学びたい!』と思っている。先生方の強みを生かし、子どもたちの知的好奇心を充たせるよう、学習(授業)に力を入れてほしい」という上條先生の言葉が心に残りました。