9月17日(火) みりん塾と中秋の名月
9月と言えば、十五夜・お月見といった行事が知られています。お月見には、「ススキを生けて、月を見ながら団子を食べる。」そんなイメージがありますが、もとは中国の風習で平安時代に日本に伝わったそうです。昔、農民たちは月の満ち欠けで時の流れを感じ、農作業をしていました。秋と言えば収穫の季節、豊作を祝うお祭りの様な意味も込められ「芋名月」とも呼ばれるそうです。ススキを飾る由来も諸説あるようですが、本来は稲穂をお供えものとすることが多いですが、まだ穂が実る前であったことから形が似ているススキをお供えしていたようです。5年生が育てている稲穂も頭をたれ、もう間もなく収穫です。5年生の有志が作ってくれたかかしも完成しました。大切なお米を収穫まで守ってくれると思います。かりん学級の前には、秋を感じる掲示物があります。紅葉した葉に、お供えの団子、中秋の名月を眺めるにはぴったりの素敵な作品です。また、カラフルなトンボは、カッターで切り取り、裏から色紙を貼る切り絵で作られている、これもまた素敵な作品です。職員玄関には、手作りの三方にお団子をのせてみました。いがのついた栗は、南流山中の元用務員さんが届けてくれました。まだまだ残暑が続き、秋を感じることは難しいですが、いろいろなところに目を向けると、多くの秋を感じられますね。
3年生の社会科の授業でキッコーマン株式会社様より講師の先生をお迎えし、「みりん塾」を行いました。みりん博士からみりんの成分や活用方法、歴史や、どうして流山でみりんが作られるようになったのかなどなど、たくさんのことを教えていただきました。お月見にちなんだ今日の給食のメニューにもみりんが使われていたことを知り、歓声が上がっていました。(みたらし団子とますの味噌マヨネーズ焼きに使われていました。)みりん博士から出題されるクイズに積極的に答える3年生。キッコーマンの方々もみんなの知識にびっくりしていました。市内巡りで博物館に行った際に教えていただいたことを覚えている児童もたくさんいて、さらに充実した学びになりました。最後には、学級の代表に修了証が授与され、児童一人一人には、みりんシロップレシピ、醤油の絞りかすでできたはがき、そしてマンジョウ本みりんがプレゼントされました。そのみりんを使って是非おうちの方と一緒にみりんシロップを作って味見をしてくださいとのことでした。是非ご家庭で作ってみてください。
閲覧室では1年生が図書館司書の先生による図書の授業を行っています。4年生の国語の授業では、オリンピックについて調べたことを新聞にまとめる授業をしていました。完成絵が楽しみです。