これもいじめなのかな? ~5年生 いじめ防止授業~
5時間目に指導課いじめ防止相談対策室の先生に来ていただき、5年生を対象にいじめ防止授業を実施しました。
毎年5年生を対象に行っている授業となりますが、授業後は「なるほど!」「そうだったのか!」という感想が出てきます。
まず、授業では5年生が感じるいじめとは何かを確認しました。
悪口、たたく、ものをこわす・・・などがいじめであるという意見が出ました。
実は、いじめ防止対策推進法では「当該児童等が在籍する学校に在籍している等当該児童等と一定の人間関係にある他の児童等が行う心理的又は物理的な影響を与える行為(インターネットを通じて行われるものを含む)であって、当該行為の対象となった児童等が心身の苦痛を感じているもの」とされています。
つまり、行為を受けた人が心や体に苦痛を感じたものを「いじめ」と定義しているので私たちが思っている「いじめ」よりも広い定義となっています。これは、私たちの人権を守るためにつくられた法律だからです。
今回の授業を受けて学校生活の中の何気ない行為でも相手を傷つけているかもしれないということに5年生は気がつくことができたようです。いじめについて一生懸命考えたことを、これからの生活に行かしていってほしいと思います。