学校の様子

バリアフリー教室 講話&体験

盲人部長さんから、目が見えないことについて、白杖について、そして盲導犬について講話をしていただきました。

・スマートフォンの音声で時刻を確認していること。

・白い杖を使って歩いている際、点字ブロックに障害物があると大変困ること。

・音声付きの信号は聞き分けているが、そうでないと分からないので信号が変わったら声を掛けてほしいこと。

・盲導犬には地図が分からないので、自分が行き先を確認しておかなくてはならないこと。

・盲導犬は左に沿って進むように訓練されているので、左側通行であること。

など、貴重なお話をたくさん聞くことができました。

 

また、盲導犬を連れている人に接する際のお願いがありました。

①犬に声を掛けないで、人に声を掛けてほしい。

②犬に食べ物や飲み物をあげないでほしい。

③犬に触らないでほしい。(特にハーネスを付けている時)

④犬をじーっと見つめないでほしい。

盲導犬はハーネスを付けている間は、お仕事中のため、簡単に触ったり、声を掛けたりしてはいけないことがよく分かりました。

 

 

講話の後は、グループやクラスごとに体験&クイズです。

低床バス(ノンステップバス)乗降体験です。

バスのしくみや機能を説明していただき、2人組で車椅子に乗った人をバスに乗せます。

バスにはスロープが付いていますが、傾斜があると車椅子の操作がとても難しく大変です。

みんな慎重に車椅子を押したり、引いたりしていました。