日誌

校長室から

令和7年度、よろしくお願いいたします!

 田野中学校2年目となりました。校長の宮下博幸です。

 本校は『生徒一人一人が主役』となる学校づくりを柱に、今年度も教育活動を展開してまいります。

 教職員一同、力を合わせて、お子様の健やかな成長を全力で支えてまいります。

 どうぞよろしくお願いいたします。

 4月8日(火)、新入生34名を迎え、生徒数107名で令和7年度がスタートしました。

 令和7年度学校経営方針の重点ワードを

笑顔 感謝 挑戦としました。

 4月16日(水)の全校集会で、次のように、子どもたちには話をしました。

【校長講話】

 始業式や入学式で、私は「生徒一人一人が主役です」という話をしました。それぞれが自分の得意なことや、自分らしさを大切にしながら、自分なりの目標をもって成長していってほしい。そして、何事にも「自分で考え、自分で動く」、そんな主体的な姿勢をもって、日々を過ごしてほしいと思っています。

 その上で、今年度の重点ワードとして、みなさんにぜひ意識してもらいたい3つの言葉を紹介します。それが、「笑顔・感謝・挑戦」です。今日はこの3つの言葉に、どんな思いを込めているのか、お話ししたいと思います。

 まず一つ目は、「笑顔」。

 笑顔は、まわりの人の心を明るくし、そして、自分の心も前向きにしてくれる大切な力を持っています。私は、「学校は楽しい場所であってほしい」と思っています。皆さん一人一人が生き生きと活動し、先生たちも共に学び合い、支え合いながら、笑顔で過ごせる。そんな学校でありたいと願っています。

 そのためには、毎日の生活を整えることが大切です。時間を守る、身の回りをきちんとする、あいさつを交わす。こうした基本的な生活習慣の積み重ねが、居心地の良い学校づくりにつながります。

 また、まわりの人とよい関係を築くための社会性、つまり「相手の立場を考える」「ルールを守る」「思いやりのある言葉を使う」ことも、笑顔あふれる学校づくりには欠かせません。

 二つ目は、「感謝」。

 私たちは、たくさんの人に支えられて毎日を送っています。家族、先生、友だち、給食を作ってくれる人、交通指導員さん、.......。そうした人たちの存在に気づき、「ありがとう」と言葉にできることは、何より大切です。感謝の気持ちを言葉で伝えられる人になってほしいと思います。

 そして、この「感謝」には、一人一人の命や人権を大切にする気持ちも含まれています。皆さん自身も、かけがえのない存在です。まわりの人も、同じように大切な存在です。自分も相手も尊重し合う。違いを認め合い、思いやる。そうした気持ちを忘れずに過ごしてほしいと思います。

 そして三つ目は、「挑戦」。

 自分の目標に向かって、勇気を出して一歩を踏み出すこと。失敗をおそれずに、新しいことに挑んでみること。その中で、自分の可能性を広げていくことが「挑戦」です。

 挑戦は、うまくいくことばかりではありません。むしろ、壁にぶつかったり、悔しい思いをしたりすることもあるでしょう。でも、その経験が、みなさんをもっと強く、もっとたくましく成長させてくれます。小さなことでもかまいません。「昨日よりちょっとだけがんばってみる」その一歩が、自信につながり、未来を切り拓いていきます。

 今年1年、皆さんが主役として、それぞれの場所で輝きながら、「笑顔」で前向きに過ごし、「感謝」の気持ちを忘れず、「挑戦」を続ける、そんな毎日を送ってくれることを、心から楽しみにしています。

 みんなで、素敵な1年をつくっていきましょう。

  令和7年度、この重点ワード『笑顔 感謝 挑戦』の下、子どもたちが様々な活動に全力で取り組み、たくさんの豊かな経験と将来を生き抜く力を身に付けさせたいと思います。
 保護者の皆様、地域の皆様には引き続き、本校教育活動にご理解とご協力をいただければと存じます。
何卒よろしくお願いいたします。