武里中学校ブログ

1月15日(月)の給食

1月15日(月)の給食のメニューは、ごはん、牛乳、さばの七味焼き、かんぴょうのあえ物、治部煮でした。
今日の給食では石川県金沢市の郷土料理である「治部煮」がでました。「治部煮」は江戸時代から食べられていて、武家から庶民まで広く親しまれた料理でした。鴨肉や鶏肉に小麦粉をまぶして煮ることで、旨味を閉じ込めて汁にとろみをつけます。そこに、金沢市特産の「すだれ麩」や椎茸などを加えて一緒に煮ます。今日の給食では「すだれ麩」の代わりに花の形をした麩を使っています。起源や由来については諸説ありますが、鍋をじぶじぶ煮ることから「治部煮」という名前になったといわれています。江戸時代に栄えた加賀百万石の食文化が生んだ石川県の郷土料理には、この地方ならではの言い伝えや生活の知恵が詰まっています。