春日部市の指定文化財

春日部市の指定文化財

カテゴリ 有形文化財(考古資料) 
名称 米島貝塚出土黒浜式土器
よみがな こめじまかいづかしゅつど くろはましきどき
分類 市指定有形文化財(考古)
指定日 平成20年3月27日
所在地
指定概要

 黒浜式土器とは、蓮田市黒浜貝塚(くろはまかいづか)で出土した縄文時代前期(今から約5,500年前)の土器群と、同様の器形や文様をもつ土器を指します。
 米島(こめじま)地内に所在する米島貝塚(こめじまかいづか)では、昭和36~37年、宅地造成に先立ち発掘調査が行われました。縄文時代前期の貝塚と12軒の竪穴住居跡(たてあなじゅうきょあと)が発掘され、多くの土器や石器、貝殻や動物、魚の骨等が出土しました。調査、報告時に行われた研究では、米島貝塚から出土した黒浜式土器の特徴から、黒浜式土器には新旧の区別があることが示されており、考古学の研究史上、貴重な資料といえます。

★資料の一部を春日部市郷土資料館で展示しています。

 

MAP