武里団地着工60周年記念事業(第1弾)開催!
東洋一のマンモス団地に!!
1963年、今から60年前、広大な敷地、東京ドーム約13個分
武里団地造成工事が始まりました。
(春日部市郷土資料館提供の写真)
1965年の建設風景
天高く馬肥ゆる秋
11月19日(日)
記念講演会と写真パネル展を盛大に開催しました。
冒頭、岩谷一弘春日部市長より開会祝辞を
ビデオメッセージにて頂戴し、披露させていただきました。
そしていよいよ記念講演会。
第1部【1960年代からの武里団地のあゆみ】
講師:春日部市郷土資料館学芸員 鬼塚 知典氏
着工当時から入居までの記録ともいえる
貴重な写真を中心に当時、急激に増えた人口に比例するように
学校の建設ラッシュの様子も振り返りました。
現在は人口減少、建物の老朽化など
急速に社会環境が変わり
しかしながら、育まれた歴史を後世に伝えていく必要がある。
そのために、自分が生きてきたことを文章や写真、俳句などで
残しておくのもよい手段では・・・とのお話で締めくくりました。
そして第1部の終わりにかすかべ親善大使
太田裕美さんからの心温まる、団地との思い出のお手紙
ビビる大木さんからは、元気いっぱいの
ビデオメッセージをいただき、会場を盛り上げました。
第2部【私と武里団地 昭和の思い出、子供たちの楽園】
講師:元9街区住民 巻島 隆氏(元群馬大学非常勤講師)
現在は解体作業中真っ只中の9街区に、幼少のころ
生活をされていた巻島氏。
幼稚園、小学校の思い出を中心に
ご自身のスナップ写真をふんだんに使い
その背景に映る、懐かしい景色、建物に
みなさん、共感を覚えたと思います。
とにかくにぎやかで、こどもたちがいっぱいだった。
なによりも武里団地は、青空が似合う場所だった。
その一言がとても印象的でした。
《写真パネル展》
なつかしい着工当時の写真や武里団地の設計模型(2街区・7街区)
そして当時の公団住宅住まいのしおり、入居案内も展示しました。
長く居住している方
数年前に武里団地に移り住んだ方
いろいろな方に、この60年の歴史を
振り返っていただくことが出来ました。
講師の巻島先生も思わず懐かしい貴重な写真を見つけて
「パシャリ」
展示ブースには、常に「たけさと音頭」が・・・
このレコードプレーヤー、当公民館のものなんですよ。
ちゃんと音が出ています!!「ハア~ヤットヤット・ハア~ヤットヤット」
当公民館秘蔵のアルバムにも、たけさと団地運動会や
夏祭りのスナップ写真を発見!
その一部をアップすると
35年くらい前の夏まつりの写真です。
躍動感あふれる、にぎやかな声が聞こえてきそうです。
こうして武里団地着工60周年記念講演会、無事に終了しました。
西日が差し込んで
記念写真がうまく撮れませんでしたが
講師の先生方
ありがとうございました。
中身の濃い、貴重な講演会でした。
武里団地着工60周年記念事業、第2弾!!
次は埼玉落語会結成60周年記念特別公演
「武里団地寄席」です。
乞うご期待!