小学生対象の「サイエンス教室」を実施しました。
8/1(金)に埼玉県立春日部東高校の化学部さんによる「小学生サイエンス教室」を実施しました。
毎年大盛り上がりのサイエンス教室は、今年もたくさんの方に参加していただきました
今年はどんな実験ができて、どんな発見があったのでしょうか?少しだけ紹介します
まずは、みんな大好き「スライム作り」
身近なもので簡単に作れるので、化学初心者さんでも楽しくできたのではないでしょうか?
参加者を見守る化学部員さん
自分で作ったスライムができた瞬間です!
タブレットで手元を写し、スクリーンに投影させてお手本を見せてくれました。
とても効率がよく、画期的若い力を私たちも見習わなくては・・・
「リトマス試験紙について」
理科の実験でもおなじみのリトマス紙を使った実験。小学校低・中学年の子は馴染みがないかもしれないため、ここでは「リトマス紙ってなんだろう?どうして色がかわるの?」から丁寧に説明をしてくださいました。
学校では教えてくれないリトマス試験紙の魅力がたくさん伝わったのではないでしょうか?
「過冷却について」
過冷却をご存じですか?
水の温度が0℃になったにもかかわらず、凍らずにいることを「過冷却」といいます。
今回は食品添加物などに使われる「酢酸(さくさん)ナトリウム」を使用した実験をしました。
水に酢酸ナトリウムを加えたものを熱し、常温になるまで放置すると過冷却状態になります。
そこに刺激を与えると、不思議なことにいっきに結晶化し、さらには熱を放出します。
この仕組みは、とある身近なものに応用されているのですが、皆さんはご存じでしょうか?
ぜひネットなどで調べてみてください
ほかにも様々な魅力ある実験を披露していただきました
こちらは「液体窒素」を使っていろんなもののかたちを変える実験。
バルーンを液体窒素に浸すとしぼむ、取り出すと元に戻る・・・とても不思議
参加者からは
「新しいことが知れた」「部員さんがわかりやすく教えてくれた」「今回みたいなことを頻繁にやってほしい」と、大満足のお声をたくさんいただきました。
これを機に少しでもサイエンスに興味をもってくれるととてもうれしいです