中央公民館ブログ

年少リーダー研修会2日目4

午後は紙すき体験です。エコシステムアカデミーの皆様を講師にお呼びし、テーブルごとに数人ずつ集まって体験を行います。

はじめに、講師の方から、森の働きや紙の働きについてお話を聞きます。その後紙すきです。ハガキを作ります。各テーブルに講師の皆さんがついて指導していただけるので、ゆっくりやっていきます。バケツに入った水を容器に汲み出し、そこに広葉樹または針葉樹のパルプと、米麹とオクラのエキスを入れてよくかき混ぜます。
それを木枠に注ぎます。



木枠を持ち上げて水を切り、青いスポンジの上に置き、押して水分を取ります。
さらに押し紙に移して水分をとります。

今度は固まったパルプを新聞紙に挟み、上下を木板で挟んで上から全体重をかけて踏みます。

ようやくここまで来たら、アイロンで紙を乾かし、完成です。


これは、樹木のパルプを使った製法ですが、再生コピー用紙や新聞紙でも作ることが可能です。その場合加工したい紙をミキサーに破いて入れ、水と一緒にドロドロにします。それを水が入っていた容器に戻せば、後はパルプの場合と一緒です。


再生紙はミキサーに入れる前にマジックで色を塗っておきます。こうすることで、完成したハガキは色付きとなります。
またパルプも再生紙も、模様を付けて作ることができます。
出来上がった作品はこのようになりました。うまく出来ています。

最後に講師の方のまとめのお話を聞いて終了です。




出来たハガキは切手を貼って施設の中にあるポストに投函します。もらった方はビックリするかもしれませんね。