中央公民館ブログ

かすかべカフェ9月

かすかべカフェ9月は「避難所運営をかんがえるHUG体験」

講師には山本夏聖さんをお迎えして、避難所の出来事や避難者対応をゲーム感覚で模擬体験しました。

HUGとは=避難所、運営、ゲームの略

講師の先生からは、人は「正常性バイアス」に陥りやすいという話しもでました。

正常性バイアスとは

予期しない事態にあったとき、自分にとって都合の悪い情報を無視したり、「この程度なら大丈夫」「自分なら大丈夫」と過小評価して、事態は正常の範囲内と自動的に認識してしまうことです。その為、避難が遅れたり、正確な判断が出来なくなってしまうことです。

そうならない為にも平時から災害について考えておきましょう

 参加者の皆さんはグループに分かれて、避難者の年齢、性別、国籍や、それぞれが抱える事情などが書かれたカードをもとに、避難所の部屋割りや運営について考えました。

部屋割りの前に、避難所になる各階の部屋を見学していただきました。

  

  

次に実際の避難者を想定し、その避難者をどの部屋に振り分けるか?を決めてもらいました。

 

動物を連れてきた人はどこに?、赤ちゃん連れは?、熱がある人は?、トイレの場所は?、など

それぞれの事情があり、考え方も違う人達が集まってくる避難所ですが・・・

災害時に少しでも安心できる環境を作る事が大事になります。

日ごろから、住民と行政側のコミュニケーションを取ることも大事!

そして、「念のために◯◯しておこう」という意識が大切!!

参加者の皆さま、大変お疲れ様でした。