中央公民館ブログ

春日部市障がい者作品展開催中です


昨日より、二階ギャラリーにおいて、第三回春日部市障がい者作品展を開催中です。
二日目の今日はアトラクションとしてフォークソングのデュオ「虹色」のお二人によるミニコンサートと、市内にお住いの舛田さんがヘルマン・ハープの演奏をご披露してくださいました。

虹色さんは目に障害のあるお二人による、フォークソングデュオで、グループ名の由来にもなった「虹色」のほか「トリセツ」「三日月」などの新しい歌から「見上げてごらん夜の星を」「翼をください」などの懐かしい曲まで、会場に集まったみなさんの手拍子、歌声とともに暖かい空気をもたらしてくれました。

ヘルマンハープは1987年にドイツ人のヘルマン・フェー氏がダウン症の息子さんのために作った楽器です。五線譜が読めなくても弦と本体の間に差し込む一枚の楽譜によって、本物の素晴らしい音色の弦楽器を演奏するという夢が叶えられたのです。音楽のバリアフリーの世界を実現させています。

日本ではまだ演奏者が少なく、市内にお住いの舛田さんがその音色をご披露してくださいました。
後半には息子さんも加わり、数曲を親子で合奏という場面も。

演奏が終わったら、会場に集まった方にも楽器を触らせてくれましたが、この楽器と演奏法の工夫に感心させられました。

「虹色」さんの演奏はこのあと9日(土)の11:00~11:30と13:30~14:00にも予定されています。
舛田さんによるヘルマン・ハープの演奏は7日(木)13:30~と、8日(金)10:30~と、9日(土)10:30~を予定しています。

また、9日(土)10:00~12:00に中央公民館の講堂において、春日部市身体障害者福祉会と公民館との共催で元車いすの国会議員として有名な八代英太さんの講演会を予定しています。展示会と併せて、ぜひご来場ください。