大昔の春日部は…
「江戸時代の日光道中と粕壁宿」
7月19日(水)に江戸時代の粕壁について講演会を開催しました。
郷土資料館榎本学芸員から、粕壁宿(宿場町の変遷)や、粕壁宿の池伝説、
新宿、元新宿の話など初めて聞く話はとても新鮮でした。
幕府や藩に宿駅業務を命じられ、重要な仕事をしていた粕壁!
●日本橋から4番目(9里2丁、36キロメートル)の江戸時代にできた粕壁宿は
交通、流通の中心地、商人・職人も集まり、にぎわっていた!
●粕壁宿にあった4つの池(大池、崇蓮寺、鹿島池、金池)《※現存するのは
大池のみ》で、当館の池(崇蓮寺)にまつわる伝説。
●現在の大池通りは、大・大・大・大昔は堤防で、これら4つの池は、
堤防が決壊してできたもの。
●元新宿の住民の多くが新宿組に移転した、
東八幡神社も元新宿の八幡神社から移ったもの。
などなど、さまざまな資料や写真をもとに、わかりやすく説明していただき、
粕壁の歴史を学ぶことができました。
これらのお話から、
一層、郷土に愛着がわきました!
実際に現地を歩いてみると、新しい発見があるかも。