粕壁南公民館ブログ

スイセンの花が咲きました

公民館の庭にスイセンの花が咲き始めました。

 

スイセンの学名であるNarcissus(ナルキッソス)は、ギリシャ神話に出てくる美少年の名で、彼は泉に映る自分の姿に見とれ、自分に恋をして、やせ衰えて死んでしまったということです。この話は自己愛を表すナルシシズムの語源になっています。スイセンは水辺に生え、美しい花がいつもうつむき加減に咲くことからこの名がついたのかもしれません。

「水仙」は中国から来た名前で仙人のように花の寿命が長いことから名づけられたようです。

日本では寒い時期に花が咲くので雪中花とも呼ばれています。

ただし、全体に毒があります。たまに、ニラと間違えて食してしまう事件があるようです。厳重注意が必要です。

公民館の中庭で、池に向かって咲く美しい花はその美しさ故に物悲しくも感じてしまいます。