粕壁南公民館のみどころシリーズ② タンカー(GLOBTIK TOKYO)の模型
粕壁南公民館の見どころを紹介するシリーズ第2弾は、ロビーでひときわ目を引くこのタンカーの模型です。
大変精巧に作られており、一種の美術品のようです。
解説版には
このように書かれています。この模型作成時の話なのでしょう。
なぜここにこのようなものが?と思われる方も多いと思います。
展示台には「寄贈日:昭和61年3月31日、寄贈者:石川島播磨重工業(株)、協力者として、春日部市 浜島武雄氏」と記されています。
当時館長を務めていた方にお話を伺ったところ、
市内、元新宿にお住まいで石川島播磨重工業(株)にお勤めであった浜島さんが、海のない春日部市で、普段タンカーを見ることの少ない子どもたちの学習の一助になればと、ご自身の退職を期に会社と春日部市との間を取り持ってくださったのだとか…
模型は大変重く、位置を動かそうとした五人がかりでもびくともしませんでした。
もう少し詳しいことが知りたいと、インターネットで調べたところ、
ほぼ同型の「1/100模型が2023年(令和5年)12月に、ジャパンマリンユナイテッド(株)から呉市に寄贈され、呉市の呉中央桟橋ターミナルの2階に展示された」とありました。同様の模型がもう一つあるのですね。
また、本物のタンカーは「1986年(昭和61年)に解体された」、とありました。寄贈日と解体期日との間に何か関係があるのでしょうか。
詳しいことをご存知の方はぜひご連絡ください。