赤羽小NEWS

「脳卒中教室」を行いました。

  昨日「脳卒中教室」を行いました。
  これは、県教育委員会事務局健康福利課の依頼のもと、県教育委員会、県東健康センター、町教育委員会の協力を得て行われたもので、指導者として慶應義塾大学医学部教授 岡村智教先生と獨協医科大学医学部 長尾匡則先生をお迎えしました。
  
  岡村先生からは、次のような話がありました。
(1)   脳卒中は、とても怖い病気である
     日本の死因の第4位であり、寝たきりになる病気の第1位である。
(2)   脳卒中は、予防できる病気である
     脳卒中は、「血圧に気を付ける。」「煙草を吸わない。」「酒を飲み過ぎない。」などの普
     段の生活に気を付ければ、ある程度防げるものである。 
(3) もし、脳卒中になってしまったら
    速く救急車を呼び、病院に行くことが大切である。「様子を見よう」は禁物である。
   できれば脳卒中を起こしてから4時間半以内に病院に行ければよい。その時間内に病院
   に行ければ、薬を投与することができるから。
(4) 脳卒中には、前兆がある
  ①頭痛              ②体の片方が動かない
  ③しびれた感じがある      ④立っていられないほどの「めまい」がある
  ⑤うまく話せない        ⑥顔がゆがむ
  ⑦目が見えにくい

  等は、脳卒中の前兆である。
  F:顔  A:腕  S:話す  T:時間 に気を付けよう。

  岡村先生の話は、とてもわかりやすく、子どもたちも職員も聞き入ってしまいました。
岡村先生、長尾先生に感謝しています。