ブログ

「もしも」が「まさか」に‼ 「のぶやさんと仲間たち展」を振り返る

芳賀町社会福祉協議会では、令和4年度~5年度の2年をかけて、「プロジェクトN²」という名の、ひとりの夢を叶える大きなプロジェクトを実施しました。これは栃木県社会福祉協議会の小地域福祉活動推進モデル事業で、“地域と社協が協働してつながりを広める”ことを、この芳賀町で実現していくことが目標でした。

「プロジェクトN²」とは、今回の主人公である “直井信也さん” のイニシャルから命名しました。直井さんは脳性小児麻痺の後遺症で四肢不全がありますが、サービスを利用しひとり暮らしを続けています。本格的に絵を学び始めてから、作品が増え『個展を開きたい』という長年の夢がありました。直井さんを知っている地域の方は多く、今回の目標にぴったりだと思い、テーマとしました。

直井さんに関わる施設の方々、ケアマネジャー、ヘルパー、ボランティア、絵の先生、社協職員等、さまざまな地域の人たちの協力を得、ついに令和6年2月「のぶやさんと仲間たち展」を開催することができました。開催期間は1週間、延べ800名以上の方にご来場いただき、大盛況に終えることができました。私たち社協職員だけでは、この直井さんの夢を叶えることはできなかったでしょう。

このプロジェクトにご協力いただきました全ての方々に感謝申し上げます。

このプロジェクトを振り返り次へつなげる会として、「もしも」が「まさか」に‼ ~のぶやさんと仲間たちのキセキ~ というタイトルで報告会を行いました。社協職員からの視点、ボランティアからの視点、ケアマネジャーからの視点、ヘルパーからの視点、関係施設職員からの視点・・・などさまざまな角度からプロジェクトを振り返ることができ、また次の夢の発表もありました。今後も地域みんなが一緒に楽しめる活動を続けていきたいと思います。次回の夢を叶えようプロジェクトに興味がある方からのお問合せもお待ちしております。

今回の報告会の様子は、令和6年7月15日~21日放送のはがチャンネル「ふくしの部屋」で放送いたします。また、当日取材に来てくださったとちぎテレビさんで放送した内容が、以下から観ることができます。ぜひご覧ください。 

「とちぎテレビ」

地域福祉活動のあり方ここに…