地域の実態


 本校地域は芳賀町の中心部にあり公共施設が点在し、県道沿いには市街が発達している。特に、本校のすぐ西側の県道沿いは祖母井商店街となっており、交通量も多い。また、本校の西側一帯は町役場を中心に公共的な施設が集まっている。町民会館、町体育館、町農業者トレーニングセンター、海洋センターなどの社会教育施設が充実している。平成20年、総合情報館が建設され開館し、さらに充実が図られている。
学区の西部には五行川が流れ、その周辺には水田が広がり、水稲を栽培している家が多い。また、学区内には梨や苺や花やトマトなどを栽培する園芸農家も数多く見られる。
町の西方の台地に工業団地ができたこともあり、会社員の比率が高まっている。また、共働きの保護者が多くなってきており、なかよしクラブ(学童保育施設)も開設されている。学校西側沿いには、県道(真岡ー那須烏山線)が通っており、その両側には商店街を形成しショッピングセンターや新興住宅地がある。
さらに、南東部に位置する上野原地区は隣接の市貝町に細長く入り組んだ地形であり、商業や消費生活面で市貝町とのつながりが強い。
本校は、平成10年4月1日、与能小学校と祖母井小学校が統合され、祖母井小学校の地に、芳賀東小学校と称して開校した。その後、平成12年4月、稲毛田小学校との統合を経て学区が拡大され、現在の芳賀東小学校の校区となっている。通学距離が4キロを越える地区が増えたため、平成12年度から、スクールバスを運行している。
地域の人々は人情味があり、教育への関心も高く、学校やPTA活動に協力的である。