校長室より 令和2年度

家庭科の防災授業

先週の13日の土曜日に大きな地震がありました。

皆様は被害はなく大丈夫でしたか。

学校は非常用の防火扉が閉まっただけで被害はありませんでした。

そんな中、2学期から我孫子東高校の協力を得て、

準備してきた防災の授業が2年生の家庭科で行われました。

Q「大雨の中、すぐに避難しなければならない、

あなたが避難する際に履いていくのは、スニーカー?、長靴?」

 「あなたは?」

 

 

Q「シャンプー中に断水。水はペットボトル1本。

あなたはこのペットボトルの水をどう使う?

シャンプーを流す?飲み水にとっておく?」

 意見は割れます。

 

当然、正解はありません。

自分の考えをグループの人と話し合います。

 

グループごとの意見をまとめて発表していきました。

 

場面設定の説明中!!

 全員、真剣に聞いています!

そのあとは、

 

グループで真剣な話し合い、

 

「避難するとき必ず持っていくのは、お金?食べ物?」

「お金」側の意見:「お金は普遍的な価値があり、お金があればなんとかなる」

「食べ物」側の意見:「非常時だから、価値の判断は値段ではなく、使うか使わないかです」

う~~ん、良く考えているな!

さすが2年生!!

色々な意見が出て楽しい授業でした。

振り返りのアンケートから(抜粋)

「災害が起きても何とかなるだろうと思っていたけど、そんな簡単なものではないと思った」

「自分の命を優先するのは分かるけど、常に正しい判断するのは無理だと思うから、自分のするべき事やできることをやるのが大切だと思った」

「家族と、いざというときの事をしっかり話し合っておこうと思った」

皆、ちゃんと考えて、心に残る学習になったようでうれしいです。

「いざは、常なり」ちゃんと準備をしておきましょう。(稲村)