校長室

体育祭から得る充実感

  絵文字:スポーツ  地域の皆さんと保護者と卒業生と生徒と教師
                                     校長  杉橋 朋子
  修学旅行や林間学校に引き続き、陸上競技大会、体育祭と終えることができた。やや忙
 しい感もあったが、生徒の育ちが目に見えるような一か月だった。学級集団を形作ることに
 先駆けて、学年や学校といった大きな集団を形成することとなり、新しいタイプの集団の形
 成となった。大きな集団の形成は、生徒に全体を見通す広い発想を生む。これが実に
 いい。
   体育祭週間とはいえ、正味4日間。教師も生徒も情熱を傾け、ひたむきに作り上げた。
 そこへ、自治会の皆さん、布佐地区の民生委員さん、市教委、教育長、教育委員、布佐
 中の卒業生、保護者などが準備、撤収など団結して進めてくれた。
  体育科の緻密な計画に支えられ、競技の相手を大切にするようにルールを守る教えを
 施し、総力を挙げて取り組んだ。今までたくさんの体育祭を実施してきたが、正直な感想と
 して、平成25年度の体育祭は、私自身にとっても、言葉にならない感動を覚えたので
 ある。今、振り返ると、それは、まさしく「絆」によって支えられたものであったからだろうと
 思う。述べ80人以上が来賓としてお越しになり、卒業生、保護者も懸命に支えてくれて
 いる。私の心の中が次第に温かくなったのを感じている。感謝。感謝。